夢の体現者。
私には、どうしても叶えたい人生の目標があります。
もう10年近く考えていて、目標というより、道になっている気がする。
事実、留学も大学の専攻も、身につけたスキルも全てその夢につながるものだから、
順調に歩んでいるのだと思う。
それでも、現実感がなく、まだまだほど遠いと思うのは何故だろう。
いつも疑問に感じていた。
研究室の仕事で、ある講演会の管理みたいなことをしてきて、今日はその最終回、3回目。
講演者は、先生の知り合いの、一国連機関の元事務局長さん。
すごく魅力的な人で、才気に溢れるのに、人柄がよく、若々しい。
官僚なのに、地域が好きで、若者と話するのが好きなひと。
将来非常に重要なポストが約束されているらしいのですが、
トップに立つ人はこんな人なんだと思わせられる。
この人のするような仕事がしたい。こんな人になりたい。
純粋にそんな風に思う。
彼が歩んできた道はそれこそ、困難の極みにあるのですが、
実際、生きている彼を見る度に、頑張らなければ、と思える。
多分、私の感じてきた無力感は、漠然とした目標(対象物)にどのようにアプローチしていけばよいか、具体的にわからない/決めきれなかったところに多々あったと思う。
世間知らずの学生の、たわごとの域を超えないことからの不安だ。
今もまだ、アプローチする土台がないわけであるけれど、
一人、私の夢を体現している人を知り、大きな道しるべを得た。
先生は、何気なく「二代目を目指せば」、という。
私は、「目指します」、という。
この会話の中にある可能性を、最大限活かしたい。