最初にお断りすると、今回書くことは私が日常的に感じていることですが、裏付けとなる文献などは一切見つかりませんでした
なので、話半分な感じで軽〜く読んでいただけると幸いです
■"Me too." 実は否定文にも使うことあるんじゃないか疑惑
"I like it." など肯定文に同意する場合は"Me too."、"I don't like it."など否定文に同意する場合は"Me neither."("Me either.")と一般的には言われていると思うのですが、最近ある疑惑が私の中で膨らんできていました、、、。
それは、、、
否定文に同意する場合でもたまーに"Me too."と言っているネイティブいる気がする疑惑!!
きっかけは、何年か前に複数のママさんたちと会話しているときのこと。てっきりNeitherを使うと思っていた会話の流れであるママさんが"Me too!"と言ったことでした。
ですが、本を調べてもネットで調べてもそんな記述はまったくなく、
その時はリスニング力が今より低く、特にテンションの上がったスピードの速いネイティブの会話だと聞き取りがあまりきちんとできていなかったため自分に自信がなく、なんか私勘違いしたんかなーと思っていました。(自信がなさ過ぎて質問すらできず)
のですが
■Facebookで証拠?発見
ところが最近、テキサス人の友だちのFacebookの投稿を何げなく見ているときに、彼女が他の友だちの"Can't wait to see it!"「見るのが待ち切れない!」というコメントに対して、"Me too."と返信しているのを発見しました。やっぱりか!!
■証拠を見つけて勢い付き、何人かのネイティブに質問してみた
何人かのネイティブに"Me too."の用法について聞いてみたところ、"I don't like it."への同意は"Me neither.""Me either."じゃないとおかしいけれども、少なくとも"Can't wait to see it!"に関しては"Me too."と答えるのは自然とのこと。
どうやら、"Can't wait to see it!"の場合は、notが入ってはいるものの、文全体の意味がかなりポジティブな意味(良い意味)なので、"Me too."で受けても違和感がないそうです。なんかわかる気がしてきました。
肯定的なニュアンスに引っ張られるという意味では、日本語の「全然問題ない」を「全然大丈夫」と言っちゃう感じに似ているのかな、と思ったり
■とはいえ、あまり広く認められている用法ではなさそう、、、
とは言ってもやはり、ネットで英語ネイティブが質問に回答してくれるサイトなどを見ると、「否定文への同意は必ず"Me neither.""Me either."」といった回答が沢山あるので、文法的に正しくない以上、"Me too"のこういう用法に抵抗を感じるネイティブはまだまだ多いようです。私たちも、「全然大丈夫」が正しい日本語かと聞かれると、少しモヤッとする人が大半だと思いますし、、、。
今回、ポジティブな意味合いの否定文であれば、"Me too."で返事ができるかもしれない、ということが分かりましたが、その適用範囲(?)は個人によっても違いそうなので、機会があればもうちょっと調べてみたいなと思いました。
(例えば、"She looks so young. I can't believe she is 50 years old!"「彼女はすごく若く見える。50歳なんて信じられない!」みたいな場合は"Me too."は使えるかなど)
ただ、現段階では市民権を得ていない事象のようなので、英語テストなどで否定文に対しては"Me neither.""Me either."を選択してくださるよう、お願い致します