アメリカでリゾートと言われる場所に興味があり、アリゾナ州に旅行に行ったときにもリゾート地に滞在してきました。


アリゾナで滞在した場所の位置関係は、アリゾナ州地図を簡単に書くとこんな感じなのですが(時間は車で行く場合の走行時間)、

今回は、この中のスコッツデールについてのお話。



こちら、リゾートのホテルの「ハイアットリージェンシー スコッツデール」です。

巨大サボテンやヤシの木が並び、砂漠リゾートの雰囲気がムンムン。


大きなプールもあって、宿泊者はここで遊べますが

基本的には、大人専用のプールゾーンやゴルフ場、湖ぞいのコテージでの滞在を楽しむ大人向けリゾート…という感じがしました。


宿泊費が1泊600ドル以上で非常に高価だったこともあり、スライダーも4歳の息子さんにはやや早すぎる…ということで、このホテルでは宿泊せず、ランチのみ楽しみました。


注文したタコス(揚げたエビと野菜の上に、アボカドとソースがかかっていて、爽やかに楽しめるメキシカン)。

私が住んでいるテキサス州も、アリゾナ州と同様にメキシコと国境を接しており、メキシカン料理はありふれているので、わざわざ旅行先で選んで食べるものでもないのですが…


肉を食べたくない気分のときに重宝します。アメリカのメニュー表って、写真がついていないから、知らない料理は完成形の想像がつかない…という理由もあります。(どういう野菜や肉が使われていて、焼いているだとか調理法が文字で説明されているんだけど…)


夫くんは、いつもハンバーガー。

夫くんは、ジューシーさが足りないと言っていました。アメリカでは、高価なハンバーガーは赤身メインで作られていて脂っ気が少ない…ということもしばしばあります。


カウンターのお寿司屋さんもありますが、食べられるのは夜だけチュー アメリカのリゾートホテルに寿司屋があるパターンは珍しくないです。人気のようです。


ゴルフの格好をしている人たちがたくさんいました。やっぱり見るのは中年の人ばっかり。笑

あと、レストランのスタッフは…カジュアルすぎる印象でした。服装も態度もだけど、壁に寄りかかったまま客たちを見送る姿とか…スタッフ感ゼロ滝汗



スコッツデールには、このほかにもリゾートホテルがたくさんありますが、だいたいゴルフ場と隣接しています。ゴルフ、ショッピング、オールドタウンの観光をオッサンたちが楽しむ場所…という印象です。相場も、リゾートホテルでなくてもややお高めで、リゾートホテルだと1泊あたり1室400ドル以上するところばかり。(上級会員でなければ素泊まりが普通です)



ホームページのこの写真を見て、山の眺望を期待したのですが↓

正直なところ、セドナの景観が素晴らし過ぎたため、ここの景観はイマイチ物足りない…という感想でした。


フェニックスの街から近いから、出張時にビジネスで使いやすい何ちゃってリゾート…で、休暇を使ってわざわざここに滞在するために行くのは、微妙だなぁと思いました。



ちなみに今回スコッツデール周辺で宿泊したホテルは2つありますが、両方ともリゾートホテルではありません。


長期滞在型のハイアットハウス・ノーススコッツデールと、高級ビジネスホテルのテンピ・ミッションパームズです。両方ともハイアット。


ホテルのレポートはまた別でしますが、どちらもプールを楽しめたし素晴らしいホテルでした。ゴールデンウィーク暑いので、プールが楽しめるホテルで良かったです。


車移動が出来るなら、ハイアットハウス ノーススコッツデールがリーズナブルで新しく綺麗、無料朝食が充実している点でおすすめ。ハイアットハウスとハイアットプレイスが同じ建物に入っています。1泊あたり1室130ドル程度でした。


テンピ・ミッションパームズは空港から近く、無料シャトルバスで空港や周辺の観光地への送迎をしてくれます。1泊あたり1室200ドル程度でした。(朝食は、最上級会員グローバリスト以外は別料金)


あと、なぜハイアットが好きなのかというと、ハズレがなかったからです。部屋やベッドが湿っぽいとか埃っぽいとか、水回りが汚いとか、お湯が出ないとか…そういう経験が、ハイアット以外ののホテルではしばしばありました。そういう信頼感があることに加え、ヒルトンやマリオットと比べて、品質に対する価格が安い気がしています。



さて、大人のリゾート地スコッツデールにきた子連れ家族が、プール以外に何を楽しんだかと言うと…


ロスト・ダッチマン州立公園へお散歩に行きました。壮大な景観というわけではないですが、フェニックスから車で30分で行ける場所にしては岩やサボテンの景色が楽しめる公園で、午前中だったからか人が少なかった点が良かったです。


駐車場が岩のわりと近くまで車で行って駐車できます。


マウンテンバイクのトレイルコースがあり、ロードバイクしか持ってきていなかったことを後悔しましたうーん



巨大サボテンと記念撮影。


立派なトイレもありました。


4歳の息子さんは、トレイルをしないので、ここの滞在時間は30分くらいでした。滞在時間は短かったけど、息子さんが砂で遊んで楽しそうだったし、入場料が車1台で7ドルとアメリカにしては安かったのでヨシ。



あとは、砂漠植物園にも行きました。


入場料は、大人が約25ドル、子どもが約15ドルとそれなりにしますが…


サボテンなどの砂漠植物を見られるほか、たくさんの蝶が舞う蝶ハウスに、子どもが砂や水で遊べるエリア、オシャレなカフェもあり、かなり楽しめます。


変な…いや、オシャレなオブジェもたくさん。

アメリカで日傘を使っている人はほとんど見かけないのですが、日中はかなり日差しが強く暑いので、日傘は心からおススメです。


早朝から夕方以降が良いのですが、小さい子どもがいるとなかなか難しいですからね…


サボテンをホテルに見立てていて面白い。


蝶ハウスでは、蝶の託児所にサナギがたくさんいて、息子さんが興味津々でした。笑

蝶がいっぱい。


こちらが、お子様向けの遊び場がたくさんあるクラブハウス。受付で、スコップなどの道具が入ったバケツを貸し出してもらえました。


砂場で遊んだり…



マグネットパネルで遊んだり…

後ろの子たちは、お水を流して遊んでいます。



暑いなかたくさん遊んで疲れたので、メインゲートの近くにあるレストランに行きました。大人な雰囲気…


テラス席が良かったのですが、予約でいっぱいだからカウンター席しか空いていないと言われ、カウンターでアイスコーヒーと手作りレモネードを注文。わりと美味しかったです。


あと、息子さんがどうしてもチョコレートケーキが食べたいと言うので…何でこんなに高いんだろうと思いながら注文して、出てきたものがこちら。

オサレだなゲローゲロー

ココナッツミルクがかかっていて、あまりにも甘過ぎて私の好みではなかったけれども、息子さんにはウルトラヒット。贅沢な4歳児が完食しました。


私は、隣のセクシーなお姉さんが注文していたエビのサラダがとても美味しそうに見えました。メニューに写真がなくて想像が難しいから、隣の人が注文しているやつを盗み見して、話しかけられそうな雰囲気だったら、それが何なのか聞き出そうとする…常習犯です。笑


行きはUberに乗ってきたのですが、帰りは門を出たところに偶然、宿泊中のテンピミッションパームズのシャトルバスで帰ろうとしている人がいて、便乗させてもらいました。


ホームページには空港シャトルって書いてあったけど…こういう使い方もできることが、ほかのホテルでもしばしばありました。ホテルの無料シャトルバスのチップって、空港送迎以外はどうなんだろう…と思っていたら、シャトルを呼んだらしきアメリカ人夫婦は、降車時にチップを5ドル札2枚、支払っていました。勉強になりますもぐもぐ


(私たちは単なるラッキー便乗で荷物もなかったので半額程度)




そんなこんなで、満足度の高い滞在ができました。



ゴールデンウィークのアリゾナ州は、暑くて乾燥がすごい、というお話。


テキサスから車で行く?飛行機で行く?


アリゾナ州のフェニックス空港でレンタカーを借りる方法をレポートしました。


ホテルの上級会員資格を活用すると、ホテルで仕事をしながらの旅行がやりやすくなります。


グランドキャニオン旅行編1