前回まで゛、ターゲット像、プロダクト、プレイス、プライスを特定しました。

 

ターゲット像

・日本の伝統に興味のあるアジアからの観光客

・直営の飲食店の客

・食に敏感な女性

・健康意識の高いシニア層

・インターネット顧客

・食品卸売りZ社

 

プロダクト

・安全安心を訴求できる製品

・健康意識の高い消費者に訴求できる製品

・食に敏感な消費者に訴求できる製品

・高付加価値な製品(特に、しょうゆ関連製品の強化)

・アイテムの絞込み

・新製品の開発

・インターネット販売に使える製品、または、製品開発

 

プレイス

・X市街地にある直営店

・直営店に併設の飲食店

・本社と工場 → 回答の構成次第で使うかも

・Z社経由で国内の百貨店や高級スーパー

・Z社経由で東アジアやアメリカの日本食材を扱う小売業

・インターネット販売

 

プライス(高付加価値関連ワード)

・国産丸大豆を原料

・天然醸造

・減塩

・伝統的手法

・地元産の原料のみを使った数量限定品

・地元食材

・健康に配慮

・濃厚さと芳醇さ

・しょうゆ関連商品

・こだわりの自然食品・健康食品

 

 プロモーションを考えるために、ターゲット、プロダクト、プレイス、プライスを組合わせましょう。

この問題では、プレイスで考えるとわかりやすいので、プレイスをベースに組合わせましょう。

 

直営店

① ターゲット

 アジアからの観光客

 ・直営の飲食店の客

 ・食に敏感な女性

 ・健康意識の高いシニア層

 

② プロダクト

 ・安全安心を訴求できる製品

 ・健康意識の高い消費者に訴求できる製品

 ・食に敏感な消費者に訴求できる製品

 ・高付加価値な製品(特に、しょうゆ関連製品の強化)

 

③プライス

 ・国産丸大豆を原料

 ・天然醸造

 ・減塩

 ・伝統的手法

 ・地元産の原料のみを使った数量限定品

 ・地元食材

 ・健康に配慮

 ・濃厚さと芳醇さ

 ・しょうゆ関連商品

 ・こだわりの自然食品・健康食品

 

飲食店

 このターゲットは、直営店とかぶります。シナジー効果を生み出したいです。

 

Z社経由で国内の百貨店や高級スーパー

 B社の製品を気に入って、国内の観光客が家に帰れば利用できる地元でリピートが期待できます。

 

Z社経由で東アジアやアメリカの日本食材を扱う小売業

 B社の製品を気に入って、外国人観光客が国内の観光客が家に帰れば利用できる地元でリピートが期待できます。

 

インターネット販売

 インターネットで注意しなければならないのは、Z社とのカニバリゼーションです。カニバリゼーションしないためには、Z社では扱わない(扱えない)製品を開発するしかありません。Z社は卸売り会社なのでマスを相手の商売です。そこで、卸売りでは実現が困難なワントゥーワンの製品を開発して提供します。そうすれば、Z社とのカニバリゼーションは回避できます。

 

プロモーションを特定します。

第1段落

・自社の蔵、杉桶など工場見学は採用できると思いますが、直営店から離れているのが気になります。特に、日本の伝統に興味のあるアジアからの外国人は工場見学したいのではないでしょうか。

 

第2段落

・飲食店と直営店が併設なので、飲食店の料理に使用したしょうゆやしょうゆ関連製品を紹介したパンフレットを配布して直営店での購入に結び付けます。

・B社の製品を扱う、国内の百貨店や高級スーパーや東アジアやアメリカの日本食材を扱う小売業の一覧表を配布して、リピートを促します。

・減塩、天然、国産丸大豆、などのワードで健康や安全安心を訴求します。

・観光情報誌やグルメサイトに取り上げられるメニューの開発を強化します。

 

第3段落

・濃厚さや芳醇さにほれ込んでいる有名な鶏料理店の情報を発信します。

 

第4段落

・地元産の原材料で製造した数量限定のしょうゆ、どうに使うか悩むところ。

 

第5段落

・なし

 

第6段落

・なし

 

第7段落

・Z社経由の国内外の小売店の情報提供

・インターネットでB社のこだわり訴求。そして、ワントゥーワンマーケティング、具体的には、個人の好みに応じてパッケージや塩分量を調整できる製品を販売。

 

第8段落

・なし

 

ここまでで、ターゲットと4Pを確認してきました、あとは設問文の要求どおりに回答をくみ上げるだけです。

 

つづく。

 

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