藤田タキさんとは、フジタタキとカタカナで書きます。
フ・・・フィードバック
ジ・・・自律性
タ・・・タスク完結性
タ・・・タスク重要性
キ・・・技能多様性
なんのことはなく、職務特性モデルの覚え方です。
① フ・・・フィードバック
自分が行った仕事に対してフィードバックがあり、「手ごたえ」を確認できるか否かはモチベーションを左右します。上司の評価、お客様からの感謝の言葉、営業成績など、自分が行った仕事に対して、何らかの結論、評価、反響を知ることが大切です。
(二次試験での使い方)
たとえば、お客様の感謝の言葉を担当者に伝える仕組みを提案しましょう。
② ジ・・・自律性
自分でする仕事に意志決定権がある状態です。
(二次試験での使い方)
これはいつものパターンで、「権限委譲」でどうでしょう。
③ タ・・・タスク完結性
仕事のはじまりから終わりまで関わることです。
(二次試験での使い方)
「職務充実」でどうでしょうか。
④ タ・・・タスク重要性
自分の仕事の重要性を知ることです。
(二次試験での使い方)
これは二次試験では使いずらい感じです。たとえば、社長自らが各部署の仕事の重要性を朝礼等で伝えるとか、でしょうか。
⑤ キ・・・技能多様性
自分の多様な力を活用しているときやる気が出ます。
(二次試験での使い方)
「職務拡大」「職務充実」「ジョブプローテーション」「外部研修」など、多様な技能を獲得させたり、獲得した技能を発揮できる場をあたえたりすればいいでしょう。
藤田タキさん、意外と最近の二次試験の事例Ⅰに役立つ感じです。最近は、技術者のやる気を奮い立たせる提案などのように、金だけではない提案が求められる傾向にあります。
内発的動機づけ、動機づけ衛生理論の動機づけ要因、などです。
この辺を、与件文を上手く使って書けば、そこそこの得点は可能となるでしょう。
藤田タキさん、イメージとしては凛とした和服姿の初老の女性を思い浮かべましょう。
応援よろしくお願いいたします。