今日はあさひゆめみしという源氏物語を題材にした漫画を読みました。







なんでそれ読んでるかっていうと、古典がひどすぎるから漫画から入ろうっていう理由です。笑






一巻一巻分厚くて読むのに大分時間かかりました。今日は一巻を読みました。






内容は最初は全然誰が誰か分からなくなって、こんがらがってました。笑





ただ、一旦人物像を把握すると面白いように頭に入ってきました。







物語の内容を簡単にいうと、みんなが知っている光源氏が無類の女好きでいろんな女と恋に落ちて関係を持ちます。そして関係を持った女は源氏に振り回されるっていう話です。







一巻で笑ったところは、やはり末摘花ですね。

あんなん笑います🤣






街で綺麗な女人がいると噂になり、源氏の耳にも入ります。詳しく聞こうと正妻にその女の美貌を聞くと、『街で唯一無二の後ろ髪を持つ綺麗な女らしい』と言います。後日、源氏はその女を口説くために屋敷まで会いに行きました。しかし、その女人は頑なに顔を見せず、なんと顔を見せないまま源氏と性行為します。なんとかしてその顔を見たいと思う源氏は翌日、半ば強引にまた屋敷に向かいました。そして偶然にもその女人の顔を見ることができました。源氏は顔を見たことを激しく後悔しました。















とんでもないブスだったのです。

鼻が長く赤い、肌も手入れされていない正真正銘ブスでした。ただ、その女人は純粋無垢だったことと、誰が女人に惚れる人がいるのか?と心配した源氏が女人に和歌を読みます。





なつかしき色ともなしになににこの

末摘花を袖にふれけむ

(とくに心惹かれる色でもないのに、どうしてこの

末摘花に袖を触れたいしまったのだろうか?)





この末摘花というのは赤い花と赤い鼻を掛けてます。



                    終





もう文章から源氏が後悔している顔が浮かびます。笑







あさひゆめみしは少女漫画風に少し変えているため、源氏物語と違う部分は多少あると思いますが、古単語や時代の背景などがスラスラっと入ってくるため古典が苦手な人おすすめです。





ではまた明日。