
私は上にかける 派!
報道によると、重慶市でイベント会社を経営する(社長^^)(35)は「どこも融資してくれず1件の売掛金を回収できないだけで経営はお手上げだ」と嘆く。私営中小企業の多い浙江省温州市では非合法の地下金融機関による月利8%の高金利がまかり通るとあります^^)
彼らが企業を立ち上げた時には、融資してくれたはずですよね^^)
金融機関は美味しい企業には貸し出しを進めますけど、左前になると貸し出しを引き締めるのは、どの国でも同じ傾向ですね^^)
非合法の地下金融機関が8%って言ってますけど、日本の銀行でも使用目的がフリーな商品なら8%のもありますね^^)
ただ、取立ては厳しいでしょうけど、審査は非合法の方が優しいかもです^^)
国内総生産(GDP)の5割を占め、中国経済を底辺から支えているのは中小を含む私営企業。都市部での雇用者も私営企業が7割を抱えるとされる。4兆元の公共投資で景気は回復基調に乗ったが、産業高度化に向けた民間部門の設備投資に軸足を移さなければ成長余力は限られるとあります^^)
昨日の記事で、担保が無いと融資は厳しいとありましたけど、日本では土地が担保になるのが多いです^^)
中国では、土地の所有権が国家所有権(全民所有権)と集団所有権(労働者集団所有権)の2種類しかなくて、土地は公有化してます^^)
欧米では「人(見込みがありそうな人^^)に貸す」って言われていますけど、土地も人でもなければ中小企業は何を担保にするのか悩みますよね^^)
まあ設備くらいでしょうか^^)
そうした中で、私営中小企業を積極的に資金支援することがなければ、産業高度化を中国全土で展開するのに障害になりますし、成長も大きくはならないですね^^)
今年の貸出増加額は10兆元前後と過去最高となる見通しで、来年も8兆元前後となるとの見方が強い。中小企業に資金を供給し景気回復を確実にするのが狙いだ。だが金融機関も投資かも緩和策の本分を忘れ投機に熱中すれば、「資産バブルの危機に直面する」(エコノミスト)だろうとあります^^)
この過去最高の貸出が、政府企業なのか私営企業なのかが問題ですね^^)
政府系企業なら土地(国の物^^)が担保となるかも知れないですからね^^)
貸出は、全ての企業には行き渡っていないようですから、真の意味での中国国内の競争力アップと活力とは言えないのでしょう^^)
緩和策が永遠に続かないですから、緩和策がなくなった時が、中国の真価が問われますね^^)
中国も日本も世界も景気が良くなればと思います^^)
以上でこのシリーズは終わりです