タイトルの前に、信州大学の中垣雅雄教授報道によると、蜘蛛が出す糸の成分を蚕に組み入れた絹糸スパイダーシルクを開発したらしいです。



 このスパイダーシルク、通常の絹より2倍以上優れた性能の可能性があり、靴下などの製品化を目指すとあります。また、経営環境が厳しい国内の製糸業、繊維産業にとって、スパイダーマンのような救世主として期待されているそうです。



 とても素晴らしい事です

 しかし、遺伝子操作で今からドンドン新しい動植物が誕生する一方で、外来種に追いやられる在来種の存在。ハブ退治のマングースが沖縄固有の動物をを食べ荒らす現状を考えれば、遺伝子操作の動植物が自然界にどんな不利益をもたらすのか、十分に検討して欲しいと考えます。それではタイトルに戻ります。





 新聞にスマートパワーアメリカで提言とあります。



 スマートパワーとはジョセフ・ナイ・ハーバード大学教師とリチャード・アーミテージ元国務副長官を中心とする超党派の専門家が、ブッシュ政権の軍事力偏重を批判し、ハードパワーとソフトパワーを併用した「スマートパワー」の重要性を説いている。との事です。



 つまり問題解決に安易な戦争を止めようって感じです。



 この事について報告書が作られた訳なんですが、きっかけはある評議会でアメリカの国際的信用の失墜に対する強い危機感が評議員から相次いで指摘された事だと言います。



 「アメリカくんは最近だめやね」ってクラスメート噂されているから、家族がどうにかしようって相談したって感じです。



 更に報道はイラク戦争の失敗やアメリカ支配に対する不満、急激なグローバル化で不利益を被った世界各地の人々がアメリカに怒りをぶつけた。同時多発テロに対する米国の対応などを挙げて今始まった事ではないと説明したとあります。



 「つまりやりすぎくんは駄目よ」って感じです。



 更に報告書は引き続きテロの脅威に対抗しながら、大量破壊兵器の拡散さえ阻止できれば、つまり核兵器がばらまかれなければ、「テロリストはアメリカの存在を脅かすような深刻な脅威とはならない。」と冷静な見方を示しているとあります。



 そのうえで、テロをやっつける事を外交の一番最初にやる課題としてきたブッシュ政権を批判。(ここから大事です。)「問われるべきは、いかに多くの敵を捕らえて殺すかではない、いかに多くの(建設的な)機会を作り出すことが出来るかだ」と指摘している。と書かれています。



 僕も以前ブログで第二次世界大戦時の米兵と現在の米兵の違いを書きましたが、上記の指摘はさすが分かっている人は分かっているんだなぁって嬉しく思いました。


 ブッシュ政権で外交の基調となった単独行動主義や軍事力偏重に代わって、穏健な国際主義が力を取り戻す事は必然とする見解が多い。とあります。


 つまり、優しく、みんな仲良くした方が良いって考える人が多いって感じです。しかし、今まで通りの方が良いって人も居るって書いてあります。


 これらの事を考えて、新聞のコメントは、米国のリーダーシップに対し、世界各国がいったん疑念を(つまりおかしいな?って事です。)抱かせた事実は重い。たとえ次期政権が方針転換を図ったとしても、どこまで信頼を回復できるかは、ふたをあけてみなければ分からない。とあります。


 この新聞のコメントは的を得ているなって感じました。僕の持っている、ジャスティスつまり正義のタロットカードは剣、刀と天秤です。力を温存しつつ、平和な穏健主義を進めて欲しいと思います。




上の写真は我が家の庭の「寒椿」ですクローバー





上の二枚の写真は、上がブリの照り焼き(行きつけの魚屋さんに教えてもらいました)

下がブリ大根。今日の晩御飯ですニコニコ