タイトルの前に、焼酎の話。何でも下町のナポレオンいいちこが値上げするらしい。昔いいちこの工場見学に行った事がありますが、九州の山の中の自然豊かな所にある素敵な工場でした。そこで試飲が出来るのですが、まろやかでとても美味しい。僕が若い頃はいいちこがブームで飲み屋さんには必ず置いてあったものです![]()
何でもオーストラリアの干ばつやバイオエタノールの影響とか?安くて旨い焼酎も現在の異常な状況には勝てないようです。それではタイトルに戻ります。
報道によると、バリ島で開催された気候変動枠組み条約第13回締結国会議が、おこなわれた。簡単に説明すると、天気がぐちゃぐちゃ変わって困るから、色んな国で二酸化炭素とか削除しましょう。みたいな会議です。
それでは各国の反応を読んで行きましょう。
中国・ポスト京都の交渉に積極的に参加する姿勢を示す一方で、中国は先進国に対しては、温室効果ガスの排出量の大幅な削減を求めている。また、先進国側に先に削減を約束させる戦術らしい。更に先進国からの資金や技術の移転を求めているとあります。
簡単に言うと地球温暖化川を渡るのに、中国は賛成だけど、まず先進国くんたちが先に渡って見せてよ。約束してね。それから、川にかける橋の作り方やお金も出してねって中国くんは言ってます。
  オーストラリア・多くの温室効果ガスを削減し、議定書の削減約束期間内の10年までに、排出権取引制度も整備する方針を示した。とあります。
簡単に言えば、地球温暖化川を渡るのが始めは嫌だったけど、自分の家が被害にあったから、数年後には自力で川を渡るよってオーストラリアくんが宣言したって感じです。
島諸国モルディブ・汚染者負担の原則で遣れば良い。と同じ途上国グループでありながら、世界有数の二酸化炭素排出国である中国やインドとは違うという思いがある。島諸国では、温暖化は死活問題。途上国は貧困という共通の課題を抱えるが、排出量の多い中国やインドは次期枠組みでは、削減約束をするべきだ。とあります。
簡単に言えば、中国くんやインドくんは人任せだけど、地球温暖化川を広げている責任があるから、自分たちもお金を出すなり、橋をかけるなりしてってモルディブくんが言ったって感じです。
EU・かなり積極的なグループです。途上国も役割を果たすべきだ。排出量の伸びは、途上国が最も大きい。削減義務は今後の課題としても、排出削減のためのあらゆる可能性を探るべきだ。とあります。
簡単に言えば、みんなで力を合わせて出来る事から始めよう。小さな可能性もさがそうよ。って感じです。また科学的根拠も明白で、条約の目標にもすでに掲げられている。と自信を見せ、次期枠組みの期限や交渉の進め方に合意出来なければ、この会議は失敗だ。と言ったらしい。
つまりEUくんはなんとしても地球温暖化川を全員の力で渡るんだって強い決意かあるって感じです。
最後にアメリカ・ポスト京都の交渉に前向きだが、削減義務には消極的という日本と同じ立場をとる。オーストラリアが京都議定書を批准することには敬意を表すとしつつ、削減義務を表明するって言ってます。
 つまり、難しい問題は先にやりたくない。って感じです。我が家の息子みたい![]()
会ったその日に結婚の約束はしたくない。って言ってますが、アメリカ映画で一目惚れして花束を持って結婚のお願いに来るって良くあるパターンですけど、脚本通りにはならないアメリカ人ですね。結局アメリカくんは、イエス、ノーの国でありながら、日本の曖昧なや煮え切らないって言葉がピッタリなアメリカくんの意見でした。
 一方我が家でも地球温暖化の話を話題にします。家の娘は結構のってきます![]()
ある日娘に「そうだ、南極にドライアイス工場を作ろう」って言ったら、娘、「駄目やろ」って一蹴。
 確かにドライアイスは二酸化炭素で出来ているけど、いくら寒い南極と言えども昇華するからなって笑ったものでした![]()
 次に二酸化炭素は海水に溶けます。地球上のかなりの二酸化炭素は海中に封じ込められています。これを植物プランクトンが光合成で食べたり、貝類のが殻の成分である、炭酸カルシウムにしたりします。まだ海には知られていない二酸化炭素消費の秘密があるでしょう。何でも人口海底山脈による植物プランクトン光合成活用法もあるみたいです。
経産省は革新的技術選定したとあります。その中で、製鉄の過程でコークスの代わりに水素を使って鉄鋼石から酸素を取り除き、二酸化炭素の排出削減する製鉄技術や、石炭火力発電所から二酸化炭素を回収し地中に貯蔵する技術などが上げられています。実用化が求められます。
 以前ブログで書きましたが、ODAで肥料を買い、アフガニスタンや砂漠地帯に肥料を配布して農作物を作るように提言しました。
焼き畑で森林伐採をさせるのではなく、毎年決められた場所で農作物を作られるように、肥料配布が重要になります。
砂漠や乾燥地帯が緑化することや、畑や森が再生することが二酸化炭素削減の近道と考えます![]()
下の写真は幸福の女神さんです。皆さんに宝くじが当たりますように![]()
