タイトルの前にサッカーの話です。男子サッカーが北京五輪に出場が決まった。オシム監督が倒れたり気をもむ展開が続いていただけに朗報です。オリンピックが楽しみになりました。頑張れニッポン。
さてタイトルに戻ります。報道によると、科学的な事故調査の対象を広げ、教訓を再発防止に生かす動きが世界的に広がっているとあります。これを水平展開と言います。
更にミスをした当事者の責任追及だけでは事故の再発を防げないからだとあります。確かにジコったからと文句いったからとしても、何も解決しないですね。こうした流れから、航空・鉄道・海難の事故審判が統合され、来秋に運輸安全委員会が誕生するとありました。
そして記事は色々書いてありましたが、そのなかで所長さんの話が良かったです。ちょっと紹介してみます。
元機長で日本ヒューマンファクター研究所の桑野ヒューマンエラー研究室長は、「一生懸命やっている人に真面目にやれと言ったり、エラーをした人を罰したりしても事故はなくならない。人間は失敗するもので、それを前提に様々な要因を改善して初めて事故を減らせる。」と話していました
僕はこの桑野さんの意見に賛成しています。重大事故や軽微な事故の下には数多くのヒヤリハットがあります。(「冷っ」としたり「はっと気がつく」したりの意味です。)これらのヒヤリハットを航空鉄道海難の全てを調査して水平展開を図り対策を立て事故を未然に防ぐ取り組みが出来れば、良いと考えます。
ところでミスを無くすという事で、僕の取り組みのひとつにガソリンカードを忘れないと言う事があります。9千500円前金で1万円分ガソリンが入れられると言うサービスを利用しています。「うっかりどじ」の僕なので、カードなくしたら大変です。いつも「カードは良いか、カード良し」とひとりが指を差して、指差し呼称をしています。後ろで待っているお客さんはきっと変な親父と思っているでしょうでも僕にとっては大切な作業です。