どうやら政府は配偶者控除の縮小及び廃止の方向で、検討しているようだ。僕は基本的に配偶者控除は現状のままで良いとの考えだ。

 

 そこで色々考えてみた。働くお母さんで子供を抱えている人や働いていて子供のいない人。働いていなくて子供のいる人、働いていなくて子供のいない人。また、親の援助を受けている人、富がある人無い人。様々な人の形態があってなかなか難しい問題です。

 

 ただひとつ言える事は、子供は母親の愛情、触れ合いの時間が必要だと言う事です。それに子供のいるお母さんが働く場所が東京ならよいかも知れないが、地方では新卒は別としても労働条件の良い働き先はほとんど無い。東京では分からないかもしれない。みんなバリバリで金儲けの出来るキャリアウーマンばかりではない。

 

 それでもなお配偶者控除が不要、お母さんを働かせたいと言うなら、学童保育の拡充を検討して欲しい。お母さんが働いている間を小刻みな収入別の助成金で格安の学童保育を・・・無料はいけませんよ。

 

 今は核家族化が進み、また近所付き合いも減っているので、子供を家に子供だけ残すなんて、火事や殺人事件。誘拐などの事に出くわす事も考えられる。

 

 僕の案に不満を持つ女性もいるだろう。しかし、よその知らない子供の働いた税金が、結果的に自分を支える年金なるとしたら、文句は言えないと考えます。年金が全部消費税になろうとも。

 

 結局税収を上げようとしても、多分後で困るのは国と思います。なぜなら配偶者控除がなくなれば、女性が子供を産まないほうが良いと考える人が、増えると予測されるから。

 

 こんな政策をすると、結局「国」を衰退させる。条件の合った仕事があれば女性は仕事に行くと思います。