報道によると、相手国の緊急時に日本の石油民間備蓄を融通する石油備蓄協定をニュージーランド政府との間で締結したと記事にあった。ニュージーランドと日本は、南半球と北半球の違いはあるが、両国共に清らかな水に恵まれ、安心な農業品質で、僕は親近感を覚える。


 日本は一方で工業化が進みそのために必要な石油備蓄を早くから進めて来た事により、今回の合意に至った。僕は良かったと思っています。石油備蓄は進んでいるのに対して、レアメタル等の備蓄はあまり進んでいないと言う。日本は産業廃棄物をどんどん外国に輸出しているらしい。なぜ、産業廃棄物をいらない物と判断するのか分からない。

 例えば屑鉄は数年前に値崩れして、中国へ大量に輸出したが、今の状況はどうだろうか?金属泥棒が暗躍していて、目を覆うばかりだ。どんな産業廃棄物でもリサイクルが出来る。例えばパソコンなどはレアメタルや筐体きょうたいに使われるプラスチックなど分解して別々に備蓄すればリサイクルが容易になり、買いたい会社が増えるのではないだろうか?なんでも家電ゴミを長くおいてはいけない法律があるらしい。それならば、ようするに製品にしてしまえば良い訳だ。例えば今利用価値が無い物でも技術が進歩したら必要になる物も出てくる。要はすてるではなく、廃棄物の分別保管が大切である。保管なら場所はある。日本中に作ったが入らない工業団地が山ほどある。民間に出来る事は民間に、国に出来る事は国になら、パソコン等を分解して各資源を備蓄し、民間に売却すると言う公共事業があっても良いのではなかろうか。

 

 公共事業は多様化しないといけない。民間には出来ない事をする必要がある。しかし、官民共同でも良いし、民間でも構わない。仮に公共事業なら、軌道に乗れば、郵政民営化のように民営化すれば良い。


 日本を世界のリサイクル基地にし、資源を備蓄する事が、結果的に日本が資源国になり、ニュージーランドとの関係のような友好な外交を展開する事が出来ると考えます。