本日の智弁和歌山VS興南の試合。
序盤にいきなり興南が6点を先制。こりゃ勝負あったかな?と思いきや…
ツーランで2点差。
さらにツーアウトから今度はツーラン。
智弁和歌山はあっという間に同点…
智弁和歌山に6点というのはセーフティではない。
確かに金属バットの恩恵はあろう。だがそれだけじゃない。林君と冨田くんは、しっかりとスイングし失投を完璧に左中間スタンドへ運んだ。つまりは、あの場面で失投を逃さず、さらに自分のスイングが出来た。それは練習の成果、努力の賜物。強いチームは強い理由がある。もちろん甲子園に出て来るチームは、各都道府県の代表であり、猛練習をしてきているだろう。しかしそれをすら凌駕し、寄せ付けない強さ。それにはちゃんと理由があるんですよね。強豪たる所以です。
しかし…智弁和歌山の子達は、、怪物だ。
6点リードされたら普通は萎える。だが彼等はいとも簡単に相手を粉砕した。気持ちが全く折れていなかった。勝てると自信を持っていた。興南の宮城君は笑顔だったが、その笑顔がどんどん青ざめていった。勝てるはずだったのに、という雰囲気にチームは飲まれた。
うん。
智弁和歌山が強いのは打線だけじゃなく、全てが強かった。興南との差はそこだろう。
気合いとか気持ちでって押し付ける奴は大嫌いだが…あの瞬間、気合いと気持ちを支配した智弁和歌山が勝利したのは、、至極当然だったのかも知れませんね。
お疲れ様、両軍の子供達!