「離婚して間もないからしかたないけれど、先行きが不安……」
子どもが成長するにつれて何かとお金が必要になるから心配になるのも当然ですよね。
実は、シングルマザーが収入を増やす具体的な方法があるんです。
本記事では、収入を増やす具体的な方法を紹介し、解説します。
収入を増やしたいシングルマザーの方は、本記事を是非参考にしてください。
シングルマザーの収入増加のための概要
- 現状の収入を把握する
- シングルマザーが直面する経済的課題
それぞれ詳しく説明します。
現状の収入を把握する
生活や気持ちに余裕をもって暮らすためには、生活費の目安を知る必要があります。
シングルマザーの生活費は、子どもの数や年齢・住んでいる地域・収入によって大きく変わります。
だいたい1ヶ月20万円くらいの計算です。
子どもが1人の場合、月15万円程度はないと厳しいのではないでしょうか。
正社員・パートやアルバイトなどの雇用形態などで収入が違ってきます。
私がスーパーで7時間のパートの時は、残業しても10万円ももらえず、わずかな貯金を少しずつ引き出して児童扶養手当が振り込まれるのを待ったものです。
シングルマザーが直面する経済的課題
シングルマザーが直面する経済的課題として、最大の問題は「貧困」ではないでしょうか。
・シングルマザーが貧困になってしまう理由は2つ
①子どもが幼少期に離婚してしまったため正規雇用で働きづらいこと
②養育費を受けない場合が多いことなどが関係している
・食生活にも影響がでる
仕事・育児の両立で疲労で子どもにバランスの取れた食事を作られないときが多い
コンビニ弁当や菓子パン・ジャンクフードで間に合わせてしまうことがある
⇒ 栄養のバランスはくずれるしお金もかかる
・シングルマザー本人
シングルマザー本人は、食事を抜いてお金をうかせるようにする
衣食住以外にも、 経済的に余裕がないと思いがけない場面に影響が出てしまう
⇒ シングルマザーにストレスを与える
具体的な収入増加の方法
具体的な収入増加の方法として主に次の3つがあります。
- スキルアップを通じて収入を増やす方法
- 副業を活用して収入を増やす方法
- 在宅でできる収入増加の方法
それぞれ詳しく説明します。
スキルアップを通じて収入を増やす方法
具体的な収入増加の方法には、スキルアップを通じて収入を増やすことがあります。
「自立支援教育訓練支援給付金」を利用して、指定講座を受講し資格を取得し就業するというものです。
経費の60％相当額、年間では上限20万円（最大4年で80万円まで）の経済的支援を受けることができる制度です。
「自立支援教育訓練支援給付金」は
20歳未満の子どもを扶養しているひとり親で、
・児童扶養手当を受給している、または同等の所得水準の方
・就業経験・スキル・取得資格の状況などを考慮し、適職に就くために教育訓練 受講が必要であると認められること
2つの条件をクリアすれば受給ができます。
各都道府県等において実施しているひとり親の就労支援事業に、「高等職業訓練促進給付金もあり、一部の講座においては、「自立支援教育機器訓練給付金」と併用可能」です。
自立支援教育訓練給付制度の利用を検討されている場合は、住んでいる地域を管轄するハローワークで受給資格の有無や支給要件を確認しましょう。
副業を活用して収入を増やす方法
具体的な収入増加の方法には、副業を活用して収入を増やすことがあります。
副業には、パソコンがなくてもスマホがあればできるものもあります。
ちょっとしたお小遣い程度の稼ぎであれば、今日からでも副業を始められます。
たとえ月収1万円であっても、生活費や教育資金に回すお金としては十分。
努力次第ではもっと稼げます。
シングルマザーの副業事情については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ シングルマザーのパート仕事と副業の選び方・成功のポイント
在宅ワークとして内職を考える人もいますが、私の経験からあまりおすすめしません。
労働時間のわりに報酬が少なく、材料の保管にスペースを取るからです。
在宅でできる収入増加の方法
在宅でできる収入増加の方法で、すぐ取り組めることは家計見直しです。
最近の物価高で節約できることはしないと。
シングルマザーの節約術については、下記の記事で詳しく解説しています。
▶ シングルマザーの生活費を増やす方法とは？賢い節約術と副収入の獲得
再就職とキャリアアップを通じた
収入増加法
再就職とキャリアアップを通じた収入増加法には、主に次の2つがあります。
- 資格取得による収入増加の可能性
- 再学習・研修制度を利用した収入増加
それぞれ詳しく説明します。
資格取得による収入増加の可能性
資格取得することで収入増加につながる可能性があります。
シングルマザーが資格を取得するメリットは他にも次の3つがあります。
- 採用確率が高まる
- より高い収入が期待できる
- 自分に自信がつく
特定の資格を応募条件とする求人は、応募者が限られるため、採用される可能性が高まります。>
資格を要する仕事は、専門性も高いので報酬や時給が高い傾向にあります。
勉強をして資格を取得できたこと・資格を活かせているなどの成功体験を積むことで自分の自信につながり積極的になます。
再学習・研修制度を利用した収入増加
再学習・研修制度を利用した収入増加につなげましょう。
需要が高い資格を持っていれば退職でブランクができてしまったシングルマザーの方でも、再学習・研修制度を利用してブランクを埋めスムーズに復帰しやすいです。
年齢制限はないので、安定して働けます。
持っている資格を活かすことを考えましょう。
また、すでに取得している資格からステップアップしてさらに上のランクの資格を取得することも就職・転職につながります。
政府支援・助成金活用による収入増大
政府支援・助成金を活用して取得しましょう。
資格取得は目指すも、高額なお金はかけられないし…という人もいますよね。
現状打破するためにも、先行投資。
シングルマザーが活用できる公的な資格取得支援制度は、主に次の3つです。
- 自立支援教育訓練給付金
- 高等職業訓練促進給付金等事業
- ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事
それぞれ説明します。
自立支援教育訓練給付金
自立支援教育訓練給付金とは、ひとり親世帯の親が資格取得の際に受講した所定の講座の受講料などの費用のうち、60%を国と自治体が支援する制度です。
受講修了後に給付される。
高等職業訓練促進給付金等事業
高等職業訓練促進給付金等事業とは、ひとり親世帯の親が資格取得に向けて一年以上養成機関で就業する際、生活費などの費用負担軽減に向けて支給される「高等職業訓練促進給付金」、養成機関入学時の負担軽減に向けて支給される「高等職業訓練修了支援給付金」の2つがある。
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業
ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業とは、「高等職業訓練促進給付金等事業」で給付を受ける人が対象の貸付制度。
養成機関を修了してから1年以内に就職して、取得した資格を活用する業務に5年以上従事している場合に返済が免除される。
私は、市で募集したパソコン教室の抽選に当たり、受験料だけ負担で WordとExcel3級の資格取得させていただきました。
履歴書の取得資格の欄に、普通自動車運転免許以外に書くことが増え嬉しかったです。
まとめ
子どもが成長するにつれて何かとお金が必要になるから、心配になるのも当然ですよね。
実は、シングルマザーが収入を増やす具体的な方法があるんです。
本記事では、収入を増やす具体的な方法を紹介し、解説しました。
収入を増やしたいシングルマザーの方は、本記事を是非参考にしてくださいね。
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心から応援しています。