連日の猛暑日、体に毒です

 

無理は禁物なので仕事は控えめにしてソファーでゴロゴロ

 

怠惰な姿勢で読みながらうとうとして過ごしています

 

古本屋で買ってきて読んでいない本を適当に読むとゆうか眺めるとゆうか・・・

 

 

畠中恵 「けさくしゃ」  旗本のお殿様が小説を書く話

 

 

「アイスクリン強し」

 

同じ作者のなんだかよくわからない題名に惹かれて買ったけど

 

なかなか手を出しにくかったのをついに読みました

 

文明開化の明治のお話

 

ところで、巷を騒がせている大阪の万博

 

正式には「万国博覧会」  

 

なんだかな~~~

 

字面を見るとまるで明治時代です、無理があると思います

 

 

山本一力 「長兵衛天眼鏡」

 

天眼鏡? 何かと思えば虫眼鏡のでかいやつ

 

探偵が持っている奴、よって江戸時代の私立探偵のお話

 

もう少しひねりがほしいかな 

 


これは良かった、鈴木輝一郎著 「戦国の鬼 森武蔵」 

 

森蘭丸のお兄ちゃん、樽に手足を付けて蘭丸の顔を乗せるとこの人になるらしい

 

笑えてしまいます 刀剣乱舞なぞには出演できません

 

名言がありました 「税で生きるものは、民の汗を忘れる」

 

役人と政治家に聞かせてやりたい言葉です 叫び

 

 

葉室麟 「風花帖」(かぜはなじょう)と読むらしい

 

江戸時代の純情派のお侍さん、大変な剣豪で強いこと強いこと

 

冒頭でいきなり切腹しちゃいます、この辺が作者の旨いところ

 

 

植松三十里 「ひとり白虎」

 

白虎隊の生き残りの人の物語

 

会津・鶴ヶ城が落城して燃えていると勘違いして切腹しちゃった悲劇

 

これが間違いだったことが判っただけでも大収穫です

 

思想はネタバレになりますので内緒にしておきます

 

電信技師になって明治を生き抜く、傑作です

 

 

近頃のマルはモンスターボールがお気に入りです

 

投げるとくわえて戻ってきます、おもしろいです

 

おしまい