8月は以前に読んだ本を読み返したりしていました
そのため、新しい本は2冊しかを読みませんでした
一冊目は、塩野七生著 「ロードス島攻防記」
キリスト教徒の騎士団と侵攻するトルコ軍との戦いのお話
ちらりとホモセクシャルなんかも伺わせて哀愁の漂う一作
これを読んじゃうと「レパントの海戦」なんかも読みたくなります
二冊目は、北方謙三著 「チンギス紀 萬里」
なんとなく、いやな予感がして読むのをためらっちゃいます
そして、雷光のムカリが討ち死にしてしまいました・・・合掌
名文がありました
「人が介在したものが信仰というなら、イスラム教や仏教やキリスト教を、そう呼ぶのだろうか。」
「チンギスは、苦しいときの逃げ道か、他のものに目を向けさせないために、信仰があるのかもしれないと考えたことはあった。」
「危険なのは、それが政事と結びついた時だろう。」
怪しい宗教と政党の関係が明らかになりつつある今日です
考えさせられる一文でありました
土曜日は気候に恵まれましたので午後から走ってきました
人・車ともに好調を維持しております
マルはトリミングされて心地よくなって寝ています
おしまい