韓国大統領室「THAADは今月末に完全正常化」「決して中国との協議対象ではない」
「文在寅政権からTHAAD『三不』の引き継ぎはなかった」
韓国大統領室は11日「THAAD(高高度ミサイル防衛システム)は北朝鮮の核やミサイルの脅威に対抗する自衛の防御手段だ」「決して中国との協議対象ではなく、8月ごろには基地が完全に正常化するだろう」と明らかにした。中国がTHAADの運用制限を含む「三不一限」にまで言及し、内政干渉として問題となる中、THAADについて「中国があれこれ言えない安保主権の事案」であることを改めて確認した形だ。
大統領室のある幹部はこの日午後のブリーフィングで「THAADは北朝鮮の核とミサイルの脅威から韓国国民の安全、生命、財産を守るための自衛的防衛手段でり、安保主権事項として決して協議対象にはなり得ないことを明確にする」とした上で上記のように明らかにした。
中国外交部(省に相当)は先日「THAADの追加配備はしない」「米国のミサイル防衛システム(MD)に参加しない」「韓米日軍事同盟に参加しない」とするいわゆる「三不」に加えTHAAD運用制限を意味する「一限」も「韓国政府の公式の立場」と主張したため、内政干渉として波紋が広がっている。そのような中で韓国大統領室が中国に対して公開の場で反論したのだ。
慶尚北道星州郡の星州ゴルフ場で5年にわたり臨時配備となっている在韓米軍のTHAADについて、韓国大統領室の関係者は「基地の正常化作業は今も行われており、早いペースで進んでいる」「8月末ごろにはほぼ正常化すると予想している」と伝えた。THAADの導入はあくまで安全保障目的のため、中国政府の主張とは関係なく韓国と米国は定められたスケジュールに従いTHAAD基地の正常化を進めるという意味だ。
この関係者は最近中国がTHAAD関連で様々な主張をしていることと関連して「THAAD『三不』について前政権から引き継いだことはない」「我々も中国側の意図についてその内容を把握しているところだ」とコメントした。
その一方でこの関係者は「『三不は前政権の考え』と説明してきた。継承を定めた合意や条約ではない」「尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権は尹錫悦政権の考え方がある」とも明言した。また中国による経済報復の可能性も懸念されているが、その対策を問う質問には「韓国の安保主権であり、生命と安全を守るための自衛権的防衛手段だ」「その点に付け加えることも外すこともない」と答えた。
韓国外交部(省に相当)の朴振(パク・チン)長官は先日訪中した際に習近平・国家主席の来韓を提案したが、これについて大統領室は「尹大統領は先日の電話会談で丁重に来韓を要請した。その提案は今も変わらず有効だ」と説明した。
スズエツくん、中韓外相会談の最中、在韓米大使と米韓連合司令官と会談してたようです。
おそらく、その会談でTHAAD正常化に向けて話し合われて・・・
>韓国大統領室は11日「THAAD(高高度ミサイル防衛システム)は北朝鮮の核やミサイルの脅威に対抗する自衛の防御手段だ」「決して中国との協議対象ではなく、8月ごろには基地が完全に正常化するだろう」と明らかにした。
今月末までに基地が正常化すると発表したんだろうねぇ~。
あくまで、基地の正常化と言っているようだから・・・
米国から強く求められている兵士の生活環境の問題改善辺りを正常化するということだろうね。
詳しくはコチラ↓
反対派団体が基地周辺の道路を封鎖して、資材や装備の搬入はもちろん食料の搬入も十分に行われていない状況なんだよね。
これだけなら、宗主国様に誓った「三不一限」を破る訳だはないし~。
まあ、トラオ政権が環境調査を先伸ばしていたので、THAADの正式配備に関してはまだまだ怪しいねw
となると・・・
月末までに、機動隊と反対派団体の激しい闘争が起きそうな気がするね。
これは楽しみ!