韓国株:「半導体の冬到来」モルガン・スタンレーの一言で時価総額100兆ウォン蒸発
韓国半導体大手2社のサムスン電子、SKハイニックスに外国人による売りが集中し、「大韓民国株式会社」が揺らいでいる。外国人の売り攻勢に米国のテーパリング(量的金融緩和の縮小)問題まで重なり、19日の韓国総合株価指数(KOSPI)は4カ月ぶりに3100を割り込んだ。大引けは前日比1.93%安の3097.83で、アジア主要国の株式市場で最も振るわなかった。値がさ株のサムスン電子が1%以上下落し、7万3100ウォンで引けたほか、SKハイニックスも1.4%下落し、10万2500ウォンで取引を終えた。
株価下落のきっかけは今月11日に発表された外資系証券会社モルガン・スタンレーの「メモリー、冬が来つつある(Memory, winter is coming)」と題するリポートだ。同社は「メモリー半導体の供給がピークに達し、需要を上回りつつある」と警告した。
外国人は来年のメモリー需要不振と値下がりを見込み、半導体株を大量に売却している。20日までの外国人による売り越し規模はサムスン電子が6兆3000億ウォン、SKハイニックスは2兆4000億ウォンだった。直近の最高値に比べるとサムスン電子株は18.4%、SKハイニックス株は32%下落した。
汝矣島の市場関係者は、2017年11月のモルガン・スタンレーによる呪いを改めて思い浮かべている。当時は「メモリーよありがとう、ひと休みの時だ(Thanks for the Memory, Time For a Pause)」と題するリポートでサムスン電子の主力事業であるメモリー半導体の市況に否定的な見方を示した。その影響でサムスン電子の株価は翌月5%以上急落し、KOSPIは1カ月で2500以下にまで下げた。
外国人の売り攻勢を防御するのは個人投資家だ。個人投資家は13日にサムスン電子株を過去最大の2兆4000億ウォン相当買い集めるなど9営業日連続で買いに走っている。19日も外国人と機関投資家はサムスン電子株を売ったが、個人投資家は2000億ウォン近く買い越した。
最近、ウォン売り、コスピ売りが集中しています!
韓国ウォッチャーとしては、当然のように毎日「ウォンウォッチング」「コスピウォッチング」は欠かしていませんが・・・
まだ、大騒ぎするには早すぎる気がしていたので、今までスルーしてました!
>韓国半導体大手2社のサムスン電子、SKハイニックスに外国人による売りが集中
半導体による好況は終わりに近づいており、外国人によるサムスン、SK株の売りが止まりませんw
では、ウォンたん、コスピたんの動きを見てみましょう♪
詳しくはこちら⇒USDKRW (+0.39%) - U.S. Dollar / South Korean Won 1:1 - Stooq
こちらはウォンたんの1年間の動きです。
今年に入って、何だかんだ言いながら売られていたのですが・・・
確かに8月10日前後から一気に売られてます。
このまま行けば、今月中に鎌倉幕府(1192)はおろか1200突破にあり得そうです!
続いては『コスピたん』
こちらも近1年間の値動きです。
確かに今月になって下がり始めてますが・・・
アリ達(韓国人個人投資家)が借金してまで株式投資につぎ込んで、買い支えていっろうようです。
これ見てはわかる通り、外国人はうまく逃げ出しているのですが、それほどコスピたんが落ちていないということが理解できます。
ただし、コスピたんは3000を切ると恐らくアリ達へのダメージも大きくなり、売りが一気に進む気がしますね。
それが、今回の「モルガンスタンレーの警告」が原因になるのか?
注目ですwww