イラン「韓国側と凍結資産の移転に合意」
イラン政府が韓国政府と韓国内の凍結資金の移転・使用について合意を終えたと明らかにした。
イラン政府は22日(現地時間)、公式ホームページを通じて凍結資産の使用に関して韓国と合意したと明らかにした。イラン国営IRNA通信も、イラン中央銀行のヘンマティー総裁が前日、テヘランの韓国大使館でユ・ジョンヒョン大使に会い、韓国国内凍結資産の使用方法について合意したと報じた。
イラン政府によると、双方は前日の会談で、韓国内のイラン凍結資産をイランが希望するところに移転することに合意したいう。イラン中央銀行は韓国側に移転の規模と目的地の銀行を通知することにした。
IRNA通信は、ユ大使がイラン側に「韓国政府は韓国にあるイランのすべての資産を解決するために必要なすべての措置を取る準備ができていて、ここにはいかなる限界、制約もない」と明らかにした、と伝えた。
これに対しヘンマティー総裁は「イランは他国の態度の変化と協力強化を歓迎する」としながらも「中央銀行は、韓国の銀行がこの数年間、イランとの協力を拒否したことについて補償を要求するための法的手続きを続ける」と答えたという。
イランは2010年、イラン中央銀行の名義でIBK企業銀行とウリィ銀行に韓国ウォンの口座を開設し、この口座を通じて原油輸出代金を受けてきた。現在、韓国で凍結したイランの資金は70億ドル(約7210億円)と推算される。しかし2018年から米国政府がイラン中央銀行を制裁リストに含め、イラン側の韓国の口座を通じた取引も中断した状態だ。
イラン「韓国と凍結資金の無制限使用合意」…フェイクニュース級「言論プレー」の背景は
イラン官営メディアは22日夜、一斉に「今日、イラン中央銀行のアブドルナーセル・ヘンマティー総裁が韓国の要請でテヘランの韓国大使館でユ・ジョンヒョン大使に会い、凍結資金の移転および使用方案に合意した」と伝えた。特にユ大使が「韓国政府はイランの凍結資金を移転するためのすべての措置を取る準備ができていて、上限ラインや制限はない(no cap or limitations)」と話したと強調した。
◆イラン「韓国、資金無制限移転を提案」
だが、これは事実と異なるというのが韓国外交部の説明だ。凍結資産約70億ドル(約7350億円)のうちの一部をイランの国連分担金未納分代納と人道的目的に使おうという従来の協議案から変わっていないということだ。韓国政府はこの他に「スイス人道貿易協定(SHTA)」を活用する方案も継続して検討している。
結局、手続き上の技術的問題が依然として残っているといえる。国連分担金の場合、最近国連と米国の承認を受けたので実際に納付さえすればよい状況だったが、イラン側が終盤に「お金が米国を経由するべきではない」と立場を変えて一度失敗に終わったという。
◆イラン、隙さえ見せれば交渉状況をわい曲
外交部の説明通りなら、イランの発表は「フェイクニュース」に近い。船舶および船員の抑留以降、イランはこのような形の言論プレーを継続してきた。韓国が救急車の提供を提案して断ったとか、凍結資金の利子を受け取ることにしたとかいう形で事実とは異なる発表を繰り返した。
結局、これはイランの切迫した状況を反映しているのではないかという分析が外交界では出ている。船舶の抑留理由は環境汚染ということだったが、まだこれを立証する証拠は一つも出せずにいる中で、十分な交渉力向上の手段もないためだ。イランは抑留は純粋に法的かつ技術的な問題で、凍結資金とは関係ないと主張しているが、結局は凍結資金解除問題で進展を図ろうというのがイランの本音だと判断せざるを得ない状況だ。
特に制裁で経済難が深刻化し、船舶拿捕を主導したイラン革命防衛隊に対する民心も悪化する中で、核合意復帰をめぐって米国と談判を行わなければならないところから来る圧迫感が、このような形の言論プレーとして表に現れているのではないかという指摘だ。
>凍結資産約70億ドル(約7350億円)のうちの一部をイランの国連分担金未納分代納と人道的目的に使おうという従来の協議案から変わっていないということだ。韓国政府はこの他に「スイス人道貿易協定(SHTA)」を活用する方案も継続して検討している。
韓国政府は、それを否定。
Σ<`∀´; > 「何をするにしても米帝の許しが必要ニダ!」
と言っている・・・
まあ、トラオ一派の外交と言えば、米朝間の立ち振る舞いのように相手の都合に合わせて嘘をつくことが平気だからなぁ~。
イランに対しても、
<丶`∀´>ノ 「ウリが言えば、米国はすぐに了承するから心配ないニダね」
ぐらいのことは言ってるだろうwww
もちろん、イランも韓国が嘘ばかりつくことを承知しており、このように圧力を掛ける意味で公表したのだろうけど。
詳しくはコチラ↓
米帝バイデンくんが了承してくれると良いけどねぇ~w