「火災危険」 6回警告…施工者無視
利川物流センター惨事、予告された人災…安全公団“ウレタンフォームなど爆発危険”
施工者注意されても補完なしに工事…ウレタン作業-溶接同時進行確認
建物を飲み込んだ黒煙 京畿利川市暮加面牛輪に位置したあるエクスプレス物流センターが29日真っ黒な煙に包まれた。この日午後1時32分頃が物流センター工事現場で火災が発生して午後11時現在の現場勤労者が38人が亡くなった。 火災当時現場で9個の業者勤労者78人が作業していたことが分かった。 消防庁提供
先月29日、38人が死亡、10人がけがをした京畿利川の物流センター大火災惨事は、予告されたも同然だった。物流センター施工者は火災発生44日前の今年3月16日、韓国産業安全保健公団から火災の危険警告を6回も受けても無視したことが分かった。
30日、東亜日報が入手した安全公団のエクスプレス物流センターの「有害・危険防止計画書の審査と確認事項」によると、施工者コンウは、昨年3月から今年3月までの1年間で2回、書類審査と4回の現場検証過程で35件の指摘を受けた。
特に公団は、火災の原因を予見したように4回の現場確認後、3回、「溶接作業などの火花飛散による火災発生」「ウレタンフォーム、パネル作業時に火災爆発の危険性」「火の粉飛散などによる火災」を注意措置にした。しかし、公団が「軽微な有害リスク要因」と見て「条件付き適正」と判断を下し、施工者は審査で危険レベルが最も高い1等級を受けた状態で工事を継続した。
それだけでなく、昨年9月20日に14件の指摘と共に「行政措置要請」を受けた。工事開始前にも2回追加警告を受けた。施工者は、昨年3月の最初の書類審査で「ウレタン吹付作業」補完要請を受けた。わずか2週間で行われた書類審査で「溶接・溶断作業人的計画補完作成」などを再び指摘されたが条件付きで通過した。
火災当日m地下2階で火災爆発の危険性が大きいと注意を受けた天井ウレタン吹付作業とエレベーターの設置溶接作業が一度に行われたことも確認された。
この日、1次現場鑑識に参加したある関係者は、「炎が飛び散る危険がある電気切断や溶接関連工具とガスボンベがそのまま残っていた」として、「各階で9つの会社の従業員78人が同時に、さまざまな作業を一度にした」と伝えた。
警察と消防当局、国立科学捜査研究院など7つの機関は、正確な火災の原因を明らかにするために、30日午前11時から午後5時まで合同で現場鑑識を行った。
消防当局は、惨事の現場である物流センターの工事現場の調査手順を終えて、死者を38人と最終集計した。負傷者は10人で、そのうちの2人は危篤、2人は重傷だ。
警察は、施工者コンウと建築主であるエクスプレス、監理業者、設計業者など4社を相手に同時押収捜索を行った。施工者イ・サンソプ代表など関係者15人については、緊急出国禁止措置を取った。
http://www.donga.com/news/Main/article/all/20200501/100874341/1
予想通りだね・・・
監査で危険だと何度も指摘されながら、同時で作業を続行して、大規模火災に・・・
出国禁止処分になった施工会社のイ・サンソプくん。
遺族との対面時、申し訳ないと言い残して発作を起こして気絶、救急車で運ばれたご様子。
それでも懲りないだろうし、安全軽視のお国柄は変わらないだろうね。
まあ、これからも同じような事故は起きるでしょうね。