権力序列1位は民主労総ニカ? | 情報は自分で習得し、自分で判断する

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「権力序列1位民主労総」は虚勢でない=韓国

 

  「文在寅(ムン・ジェイン)政権を引きずり下ろす」という全国民主労働組合総連盟(民主労総)の脅迫は虚勢でないという気がする。数日前、キム・ミョンファン委員長の拘束に抗議する民主労総の集会で「民主労総に触れれば大変なことが起こるだろう」と述べながら出てきた発言だが、口先だけの言葉には聞こえない。「大韓民国権力序列1位は民主労総」という言葉は事実なのかもしれない。元大統領と元大法院長も監房に送った冷酷な政権に対して「引きずり下ろす」と対抗する勢力は、大統領の上に君臨する「権力序列1位」しかないからだ。

  警察を殴っても、会社で暴れても、公共機関を無断占拠しても、「民主労総」の鉢巻きさえ巻いていれば公権力が傍観するのにはすべて理由があった。予想通りキム委員長は拘束6日目の昨日、釈放された。この政権で民主労総の組合員が30万人も増えて100万人を超えたのも理解できる。近く左派民主労総が極右太極旗部隊と組んで「政権退陣」を叫ぶブラックコメディを見ることになるのかもしれない。いったい政府はどんな弱点を民主労総に握られているのか眺める必要がある。

  ◆ろうそく政府は民主労総に借りがあるのか

  キム委員長は昨年11月、「民主党はどのように執権したのか自覚すべきだ」と声を高めた。数日前にダン・ビョンホ元委員長がキム委員長の拘束について「民主労総は事実上、ろうそく抗争の力で文在寅政権を誕生させた」と述べ、政治・道徳的離反行為だと一喝した。「お前たちがどのように執権したのかを知りながら我々の委員長を拘束するか」というニュアンスだ。ここには、ろうそくデモを主導した民主労総がなかったとすれば現政権も存在していないという傲慢な認識がある。

  2016年10月-17年3月の弾劾政局とろうそくデモ当時、民主労総の役割を否定するのは難しい。動員された人と資金、舞台と施設、集会プログラム、旗とプラカードはどこから出て、誰が企画したのだろうか。多くの市民団体と市民が加勢して力を増幅させたのは事実だが、資金力・動員力・組織力を持つ民主労総が大きく寄与した。政治家は彼らが設置した舞台でマイクを握って勢力を誇示した後、政権の座に就いたというのが、民主労総の見方だ。したがって民主労総の「ろうそく政権株主論」はもっともらしい。「ろうそく政府」を誇る文在寅政権は民主労総のこのような罠にかかってもがいている。

 

 ◆民主労総は政権を屈服させる力があるのか

  「文在寅政権と戦争をする」という民主労総の最大の武器はゼネストだ。韓国の労働者2500万人のうち民主労総の組合員は100万人にすぎない。数字で見ると4%にすぎず、政権の運命を意のままにできない。しかし民主労総には現代車・起亜車など大企業、全教組・教授労働組合など教育界、公務員労働組合、言論労働組合など社会の世論を動かす団体が数多く加入している。執行部は弾劾をはじめ、BSE(牛海綿状脳症)、セウォル号など社会的イシューをめぐる過激デモを牽引して闘争に慣れた人たちだ。与党の最大関心事である来年の総選挙で、落選運動のようなもので灰をまくこともできる。3人家族と考えれば100万人の民主労総は300万票となる。過去の大統領選挙の有権者数4200万人の7%にのぼる。票が欲しければ何も言うなといえる数値だ。

  ◆屈服か克服か

  政府と民主労総の勝負は避けられない。民主労総は「ろうそく政権でない」と決別を宣言した。過激な民主労総と対立すれば難しい状況になることを世の中は知っている。廬武鉉(ノ・ムヒョン)政権が発足した2003年、民情首席秘書官だった文大統領は、貨物連帯のストライキをきっかけに民主労総ともつれた後、苦しみ続けた痛みを記憶している。「当時のストレスで歯を10本も抜いた」という文大統領の回顧は悪夢という告白だ。このため「悪魔との取引」に誘惑される。目を閉じて最低賃金1万ウォン公約履行、弾力勤務制の白紙化、失業者の労働組合加入など国際労働機関(ILO)核心条約の批准などを含む「ろうそく請求書」に屈服すればしばらくは楽になる。

  フランスのマクロン大統領を見よう。マクロン大統領は解雇要件の緩和と勤務時間の柔軟化を強行し、勤労所得税を減らす代わりに勤労時間は増やして「働くフランス」になろうと国民に訴えた。「労働組合天国」フランスでもゼネストなど激しい抵抗と支持率が20%台まで暴落する苦痛があったが、結局はやり遂げた。失業率は10年ぶりの最低水準となり、消費・投資が回復して経済が好転中だ。

  弾劾ろうそくと政権交代は市民の怒りと抵抗が生み出したものだ。民主労総がすべてをしたというのは無理があり、国民に対する冒とくだ。政府は「借りはない」と宣言し、ろうそく請求書に終止符を打つ必要がある。厳しい時期に民主労総に揺さぶられれば大統領の掌握力は低下するかもしれないが、それを突破してこそ民心は戻ってくる。

  「権力序列1位は民主労総、2位は検察、3位は大統領」という言葉を軽く聞き流してはいけない。間違いなく民主労総は韓国社会の最大の既得権集団になっている。気に障れば法を無視して政権までも引きずり下ろすことができるというのが彼らだ。このような積弊を放置すれば、笑い話のような「最高権力民主労総」は本当に現実になるかもしれない。 

 

https://japanese.joins.com/article/959/254959.html?servcode=100&sectcode=120

 

予想通りキム委員長は拘束6日目の昨日、釈放された。

 

 あら、トラオくんあっさり日和ったなw

 

 先日お伝えした通り、民主労総委員長逮捕で、民主労総はトラオ政権に対して暴力闘争も辞さないと通告。

 

 与党内でも、民主労総に肩入れする連中が大騒ぎを始めてました。

 

 詳しくはコチラ⇒民主労総、対政府闘争を表明!   2019/06/25

 

「権力序列1位は民主労総、2位は検察、3位は大統領」という言葉を軽く聞き流してはいけない。間違いなく民主労総は韓国社会の最大の既得権集団になっている。

 

 現在の韓国内の序列1位である民主労総に歯向かうことも出来ず、敢え無く委員長を釈放したようです。

 

 まあ、実際は民主労総の上に『神』である慰安婦婆さんたちがいるけどねwww

 

目を閉じて最低賃金1万ウォン公約履行、弾力勤務制の白紙化、失業者の労働組合加入など国際労働機関(ILO)核心条約の批准などを含む「ろうそく請求書」に屈服すればしばらくは楽になる。 

 

 取りあえず、民主労総の言いなりになったは良いけど、次は来年度の最低賃金引上げですな。

 

 今年は8350ウォンに引き上げられたのですが、いよいよ来年は1万ウォンまで行くのか?というのが注目です!

 

 当然、民主労総は引き上げを強く求めておりますが・・・

 

 企業経営サイドからの反対の声も多く、現状の雇用状況を見るとトラオサイドは1万ウォンへの引き上げには消極的なご様子なんですよ。

 

 トラオくんのマニフェストなんだから、負けるなトラオ!しっかりやり遂げろ!

 

 こっちは楽しみに見ているんだからぁ~。

 

 我が国のミンス党みたいに詐欺フェストとか呼ばれるの嫌だろ?

 

 来年度の最低賃金の公示は8月5日ようなので、7月は熱い戦いに注目です!wktk