欧州委、鉄鋼の緊急輸入制限調査に着手-米関税で流入急増を警戒
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調査は年間輸入の40%に相当する26種類の鉄鋼製品が対象
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9カ月以内に関税ないし数量枠を課すかどうかを決定
欧州連合(EU)は、米鉄鋼関税導入に伴うEUへの鉄鋼の流入急増を警戒し、アルセロール・ミタルやティッセンクルップなど域内鉄鋼メーカーの保護へ最初の一歩を踏み出した。
EUの行政執行機関、欧州委員会は25%の米輸入関税賦課により世界の鉄鋼輸出がEU市場に向かうかどうかを調べる「緊急輸入制限(セーフガード)」調査に着手した。
同調査はステンレス冷延・熱延鋼板や鉄筋、鉄道用材料など26種類の鉄鋼製品を対象とし、欧州委によればこれら製品の年間輸入額はEUの鉄・鉄鋼輸入の40%に相当する220億ユーロ(約2兆8900億円)。
欧州委は9カ月以内にこれら製品の輸入に関税ないし数量枠を課すかどうかを決定する。
>EUの行政執行機関、欧州委員会は25%の米輸入関税賦課により世界の鉄鋼輸出がEU市場に向かうかどうかを調べる「緊急輸入制限(セーフガード)」調査に着手した。
EUも米国の鉄鋼関税に猛反対してましたけど・・・
中国産鉄鋼の輸出が米国からEUへシフトする懸念を問題視しはじめたようでして・・・
緊急調査を始めました!
>欧州委は9カ月以内にこれら製品の輸入に関税ないし数量枠を課すかどうかを決定する。
結果次第では米国に追従する可能性もwww
そう言えば、日本も中韓を対象に発動するとか。
日本、韓国と中国の鉄鋼製品に反ダンピング関税を賦課へ
日本政府が韓国と中国から輸入される鉄鋼製品に対して、反ダンピング(アンチダンピング)関税を課す方針であることが伝えられた。
15日、日本メディアは日本政府が韓中企業が自国の販売価格よりも不当に安い価格で一部の鉄鋼製品を輸出し、日本企業に損失を与えていると判断し、反ダンピング関税を課す方針だと伝えた。反ダンピング関税措置の対象となる製品は、工場などで使われる配管部品だという。
財務省は14日に開かれた関税・外国為替等審議会でこのような答申をまとめ、今月中の閣議決定を通じて反ダンピング関税措置を講じる構えだ。関税率は韓中が自国でつけている価格と日本輸出価格の差を基に、最大輸出価格の70%水準程度になるものと予想される。
一方、日本政府は、今月9日にドナルド・トランプ米国大統領が日本製・韓国製を含む鉄鋼に対して25%という高い関税を課すと発表したことについて、保護貿易主義だと批判しながら日本を高率関税賦課対象から除外するよう要請していた。
>日本政府が韓中企業が自国の販売価格よりも不当に安い価格で一部の鉄鋼製品を輸出し、日本企業に損失を与えていると判断し、反ダンピング関税を課す方針
やっぱり、EUも中韓が標的なんでしょうかねwww