イタリア感染最前線PART58-国民投票否決! | 晴走雨読

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イタリア国民投票、憲法改正案を否決へ=第1回開票予測

 [ローマ 4日 ロイター] - イタリアで4日実施された上院の権限縮小などを含む憲法改正案の是非を問う国民投票で、開票結果に基づく最初の予測によると、憲法改正案は大差で否決される見通し。

 ピエポリ・インスティテュート/IPRが国営テレビ局RAI向けに行った予測によると、賛成は39─43%、反対は57─61%。
 投票締め切り直後に公表された3つの出口調査の結果でも、反対派が優勢となっている。
 憲法改正案を推進してきたレンツィ首相は、否決された場合に辞任する意向を表明している。

イタリア首相、辞意を表明 敗北は「極めて明確」

 12月5日、イタリアのレンツィ首相(写真)は、国民投票で自身が提唱した憲法改正に対する反対票が賛成票を上回り否決される見通しとなったことを受け、辞意を表明した。写真は国民投票後の記者会見(2016年 ロイター/Alessandro Bianchi)

 [ローマ 5日 ロイター] - イタリアのレンツィ首相は、4日実施された国民投票で、自身が提唱した憲法改正に対する反対票が賛成票を上回り否決される見通しとなったことを受け、辞意を表明した。

 レンツィ首相は、テレビ中継された演説で、「極めて明確」な敗北の責任をとるとし、「わが政権はこれで終わる」と述べた。
 首相は、5日午後に閣議を招集し、その後マッタレッラ大統領に辞表を提出する方針とした。


イタリアで4日実施された上院の権限縮小などを含む憲法改正案の是非を問う国民投票で、開票結果に基づく最初の予測によると、憲法改正案は大差で否決される見通し。
イタリアのレンツィ首相は、4日実施された国民投票で、自身が提唱した憲法改正に対する反対票が賛成票を上回り否決される見通しとなったことを受け、辞意を表明した。

 イタリアの憲法改正に関する国民投票は予想通り否決され、レンツィくんは辞任するようだね。

 戦前のファシストの誕生を教訓に上院と下院が同じ権限を持つというイタリアの選挙制度では、各党の思惑から政策がうまく実行できずに、国会が硬直化する弊害が大きかったようなんだよねぇ~。

 そこで、レンツィくんは上院の権限を縮小しようと憲法改正を試みるとあえなく敗北ということだな。

 まあ、ここまでは想定の範囲内。


 問題は今後の政局の行方。

 ただでさえ、国内銀行の不良債権問題で危機的状況なのに、毎回、首相選出は困難が伴うイタリア議会。

 来年の総選挙を控えて、極政党「五つ星運動」の動向も気になりますし・・・

 イタリア、かなり注目だなwww