「戦闘員の体を引き裂いて食ってやる」 比大統領、また過激発言
東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議などに出席するため、ラオスの首都ビエンチャンに到着したフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2016年9月5日撮影)。(c)AFP/NOEL CELIS
【9月7日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は、国内で死者を出す攻撃を繰り返しているイスラム過激派組織「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」の戦闘員について、自分の手で体を引き裂いて食べてやると述べ、敵意をむき出しにして報復を誓った。
アブサヤフは先月、フィリピン兵15人を殺害。さらに先週には、大統領の地元ダバオ(Davao)市で爆破事件を起こし、14人が犠牲になっている。
ドゥテルテ大統領は5日遅く、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席するために訪れたラオスの首都ビエンチャン(Vientiane)で、フィリピン人の聴衆を前にスピーチを行った。6日に公開されたその動画によると、大統領は「やつら(アブサヤフ)に代償を支払わせる。その時が来たら、皆の前でお前らを食ってやるからな」「俺を怒らせたら、俺は本気でお前らを生きたまま食ってやる。生でな」などと発言した。
「俺は本当にお前らの腹をかっさばくからな。酢と塩をよこせ、お前らを食ってやるから。冗談じゃないぞ」と言い放った。
ドゥテルテ大統領は犯罪に対して容赦のない戦いを進めており、6月30日に就任して以来の殺害数は3000人近くに上っている。一方で自分を批判する人々に対しては、繰り返し侮辱的な暴言を吐いている。
5日にはバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を「売春婦の息子」などとののしり、米側が翌日に予定されていた首脳会談を取りやめて大きな外交問題に発展した。
ドゥテルテ氏の側近らは報道陣に対し、大統領の言葉を額面通りに受け取らないよう再三要請している。(c)AFP
いろいろと話題のフィリピンの大統領ドゥテルテくんネタを!
>ドゥテルテ大統領は犯罪に対して容赦のない戦いを進めており、6月30日に就任して以来の殺害数は3000人近くに上っている。一方で自分を批判する人々に対しては、繰り返し侮辱的な暴言を吐いている。
就任直後から、麻薬撲滅のために凄まじい治安対策を行っていることは有名ですな。
街角の死体、地獄絵の刑務所──フィリピン「麻薬撲滅戦争」の実態
【9月2日 AFP】犯罪者を殺害して一掃するとの公約を掲げ、5月の大統領選で地滑り的勝利を果たしたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領。その公約は、南部の都市ダバオ(Davao)の市長を20年間務めた時代に、非情な治安対策を指揮した経験に裏打ちされたものだった。当時のドゥテルテ氏は、暗殺部隊を使って容疑者1000人以上を殺害したと非難された。
警察によれば、この1か月で麻薬関連の容疑者402人が射殺された。また人権団体は、さらに数百人が自警団に殺害されたと主張している。加えて何千人もが拘束され、予算不足で過密状態の刑務所に長期間押し込まれている。
1か月で400人以上が射殺され、余りの恐怖に犯罪者たちが大量に自首したために刑務所はパンク状態。
もともとは親中派と言われていたけど、中国に対しても「いずれ落とし前をつける時がくるさ」と警告してみたり。
>5日にはバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領を「売春婦の息子」などとののしり、米側が翌日に予定されていた首脳会談を取りやめて大きな外交問題に発展した。
つい先日は、オバマくんを侮辱して首脳会談が取りやめになったりと、やりたい放題のお仁ですな。
今回は、イスラム過激派に対して・・・
「自分の手で体を引き裂いて喰ってやる!」
という過激な発言を。
強権政治に発展させそうな大統領なんです・・・
日本としては、南シナ海問題での協力が必要に国ですから無碍に出来ませんし、かなり手を焼きそうな大統領となりそうです・・・