ポスコの断末魔 | 情報は自分で習得し、自分で判断する

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ポスコ、特許侵害で新日鉄住金に300億円支払いへ

4年の法的紛争に区切り
クォン会長体制に危機感募る

 財界6位のポスコが日本の鉄鋼メーカー新日鉄住金(旧新日本製鉄)に方向性電磁鋼板の製造技術関連営業秘密および特許侵害に対する合意金名目で3000億ウォン(約300億円)を支払うことにした。また、電磁鋼板を輸出する際には技術使用料(ロイヤリティー)を支払い、地域別輸出物量も協議して決めることにした。その代わり新日鉄は、韓国、日本、米国でそれぞれ起こした関連訴訟をすべて取り下げることにした。国内外鉄鋼市場の不振、過去の経営不良に対する構造調整の遅延、検察捜査などで創社以来最大の危機を迎えているポスコの困難がさらに深まるものと見られる。

 13日、ポスコ内部の関係者の話を総合すると、ポスコは近く新日鉄とこの合意内容に最終署名し、秋夕(中秋節、9月27日)連休前後に関連事項を公示する予定だ。ポスコの合意金規模は5月にコーロンが合成繊維アラミドの営業秘密侵害で米化学企業デュポンに支払った2億7500万ドルより多く、国内企業が外国企業の営業秘密侵害と関連して支払った額では最高水準だ。方向性電磁鋼板は自動車、新再生エネルギー素材などに幅広く使われ、未来高付加価値鉄鋼素材に選ばれる製品だ。

ポスコの純利益規模や日本の鉄鋼会社の賠償額の比較。資料:ポスコ、金融監督院電子公示(連結基準)

 これに先立ち新日鉄は2012年4月、自社の退職社員をポスコが顧問として採用し、方向性電磁鋼板製造技術を持ち出したとし、東京地方裁判所に営業秘密および特許侵害訴訟と共に約1千億円規模の損害賠償を請求し、米国ニュージャージー州連邦裁判所にも類似の訴訟を起こした。ポスコはこれに対抗して2012年7月に大邱(テグ)地裁に債務不存在の訴訟を起こし、同年9月に米国特許庁、2013年4月に韓国特許審判院に特許無効審判を請求して関連訴訟が進行中だが、法的紛争を継続するより交渉で決着させるほうが会社に有利だと判断したと伝えられた。
 ポスコの総負担額は合意金とロイヤリティーを含めると3000億ウォンを軽く超える見込みで、販売不振と経営の悪化で困難に直面しているポスコには二重苦となる。
 ポスコの合意金3000億ウォンは昨年当期純利益5566億ウォン(連結基準)の54%に達する。同社幹部は「今年の第1・2四半期の当期純利益(連結基準)はそれぞれ3352億(約335億円)、1173億ウォン(約117億円)を記録した。合意金支払いが第3四半期実績に反映されれば、分期実績は赤字を記録する可能性が高い」と予想した。
 また、方向性電磁鋼板の輸出物量に対するロイヤリティー支給と物量協議が義務化する場合、新日鉄と競争する米国市場などで輸出競争力に打撃が予想される。ポスコは昨年生産した方向性電磁鋼板物量が合計25万トン(7500億ウォン)であり、このうち14万トンが輸出分だと明らかにした。ポスコの海外生産販売部署幹部は「日本と競争する市場で成果を出せず、中国と競争する中低級鋼市場に重点を置けば収益性悪化は避けられない」と憂慮する。

 ポスコ内部では経営陣の対応の失敗で損失を増やしたと指摘されている。同社マーケティング部門のある役員は「事件発生時点のチョン・ジュンヤン前会長時期の初期対応が安易で、クォン・オジュン現会長も昨年3月の就任後、やはり消極的対応を一貫して損失を増やした」と指摘し「クォン会長が今春に直接日本を訪問して新日鉄最高経営陣に会ったことで、円満な事件解決への自信を得た」と語った。
 今回の件を機にクォン・オジュン会長体制危機論が本格化する可能性も提起される。クォン会長にはチョン・ジュンヤン前会長の誤った投資に一定の責任があり、現在の危機克服に必要な迅速で決断力あるリーダーシップを示せず、危機がより深まったと批判する文書が最近ポスコ内部に広範囲に出回り、雰囲気がかなり悪い状況にある。これに対してポスコ広報室は「訴訟ですべて解決できるわけではないと見て訴訟と交渉を併行してきたが、まだ確定したことはない」と明らかにした。


 久しぶりにポスコネタをwww

>財界6位のポスコが日本の鉄鋼メーカー新日鉄住金(旧新日本製鉄)に方向性電磁鋼板の製造技術関連営業秘密および特許侵害に対する合意金名目で3000億ウォン(約300億円)を支払うことにした。また、電磁鋼板を輸出する際には技術使用料(ロイヤリティー)を支払い、地域別輸出物量も協議して決めることにした。

 ハイハイ、以前に新日鉄に1000億円の損害賠償請求されていた方向性電磁鋼板技術流出問題の続報ですな!

 韓国企業お得意の逆提訴で勝利するニダ!と騒いでおりましたが・・・

 <;`Д´> 「賠償300億円+今後ロイヤリティ支払い&輸出量制限で許してもらったニダ・・・」

 というオチに!

>国内企業が外国企業の営業秘密侵害と関連して支払った額では最高水準

 ちなみに、特許侵害による賠償額では過去最高らしいwww

 ヾ( ̄∇ ̄=ノ バンザーイ♪ヾ(_ _)ノ モヒトツヾ= ̄∇ ̄)ノ バンザーイ♪

>現在の危機克服に必要な迅速で決断力あるリーダーシップを示せず、危機がより深まったと批判する文書が最近ポスコ内部に広範囲に出回り、雰囲気がかなり悪い状況

 さらに、ポスコに追い討ちをかける情報が!

[ポスコ文書の波紋] "ファイネックス新技術が浦項製鉄所台無し"

 「市場性が明確でない技術開発を今でも無理に推進している。 "

 朝鮮ビズが7日、単独入手して報道したポスコ内部文書で、
クォン会長が力点を置いている製鉄技術ファイネックス(FINEX)に対して否定的に評価した。ファイネックス工法は、製鉄の過程で排出される大気汚染物質を大幅に減らすことができるポスコが誇る新技術である。クォン会長はファイネックス工法で作られた製鉄所などを中国など海外に輸出する案を推進している。

 ファイネックス工法について、この文書は、「ポスコのエンジニアが過大報道してきた代表的なアイテムで、高炉に比べ製品トン当たりのコストが高く、大型高炉の生産性の80%水準だ」と批判した。
 続いて、「
カン前社長とクォン会長をはじめ、ファイネックス研究、開発に関連した技術者は、「​​今後、ファイネックスで大型高炉を代替する」という名分を掲げ、市場と技術の客観的、合理的な検討なしに進めてきた」と評価した。

 文書は、「現在、大型高炉に比べ競争力を持つことができないと明確に出ているのに対して、200万~300万トン規模の海外高炉を代替するという名目で推進している」とし「1999年から始まったファイネックス開発には10兆ウォン以上の投資されており、今後、ファイネックスを通じた収益予想を考慮して、合理的な選択と集中が必要か、現経営陣体制では、このような判断を期待するのは難しい」と指摘した。
 文書はまた、「ファイネックスは浦項製鉄所の競争力を落とした主要因で、ポスコが輸入する最良鉄鉱石とコークスを使って操業している状況」とし、「浦項製鉄所は光陽製鉄所に比べ製品トン当たりのコストが6万ウォン高く、これはファイネックス2、3号商用化設備を新設し、大型高炉を作らなかったからだ」と主張した。続いて、「浦項製鉄所のコスト競争力は、来年には現代製鉄の唐津製鉄所より落ちるだろう」と強調した。
 文書はクォン会長がポスコの長期的な戦略の議論を妨害していると主張した。文書は、「国内外の鉄鋼市場は需要産業の低迷で10年間は​​難しいと予想される」とし「マーケティング部門はこれに備えなければならないのに、クォン会長は数年後に備える戦略など不要として長期的な戦略を議論することができない」と明らかにした。

 特に「ポスコ営業利益の50%以上を占める自動車鋼板の場合、今後1~2年は持ちこたえることができるが、その後を断言するのは難しい」とし、「これについて議論し、中長期プランを立てなければならが、クォン体制では、真剣な議論が全くない状況」とクォン会長を強く批判した。
 クォン会長が力点を置いているリチウム素材開発などにも、「関連技術の全てを開発したわけでもなく、今後開発するかもしれず、何よりも市場性が明確でない状態でクォン会長主導で推進されている」とし「戦略担当役員が見直し必要性を提案したが、クォン会長が無視した」と暴露した。
 続いて「現在、ポスコの投資担当部署は、リチウム技術開発がどのように進行しているかどうか知るのが難しいほどクォン会長と浦項産業科学研究院(RIST)人材を中心に閉鎖的に推進されている」と付け加えた。



「ポスコのエンジニアが過大報道してきた代表的なアイテムで、高炉に比べ製品トン当たりのコストが高く、大型高炉の生産性の80%水準だ」


 wwwwwwwwwwwwwwwwwww


 ポスコといえば、ファイネックス技術!

 コークス炉を使用しないため、従来の高炉より2割コストが抑えられるニダ!!とか言っていた!

 それなのに、従来型の8割水準の上に・・・

韓国ポスコ 低コスト新型炉が稼動 設備投資・生産費2割減 再編にらみ技術力強化


























 韓国の鉄鋼最大手ポスコは30日、独自開発の新型製鉄炉を稼働させたと発表した。高炉を使った従来工法と違い、事前に鉄鉱石加工などの必要がないため設備投資や生産コストを約2割減らせる。

 製鉄工法を巡っては、神戸製鋼所も従来に比べて原料費を3分の1に抑えられる独自の製鉄法を開発し、2009年をメドにインドで実用化する方針。世界でも小規模の実験炉を稼働させた例はあるが、ポスコは他社に先がけて本格量産にこぎ着けた。

 新工法を使ったポスコの実用化一号炉は、浦項製鉄所(慶尚北道浦項市)に1兆600億ウォン(約1400億円)を投じて建設した。生産能力は年150万トン。
 

 新工法は鉄鉱石と石炭をそのまま炉に投入できるため、前工程の焼結炉とコークス炉が不要。このため、設備投資は従来の8割程度で済む。
 世界の鉄鉱石生産量の8割を占め、塊状の鉱石より価格も20%安い粉末状の鉄鉱石が使えるため、原料費も高炉に比べて低く抑えられる。石炭も高価なコークス用より20%安い一般の石炭を使用できることから、生産コストは高炉より15%安くなるという。
 前工程を省くことで、硫黄酸化物(SOx)と窒素酸化物(NOx)の排出量はそれぞれ従来工法の3%、1%となり、環境への負担も少ないという。



ファイネックスは浦項製鉄所の競争力を落とした主要因で、ポスコが輸入する最良鉄鉱石とコークスを使って操業している状況

 さらに、この一文には驚愕!!

 コークスを用いないのがファイネックスの特徴であり、真髄だったはずなのに・・・

 なぜか、最高のコークスを使用しているニカ??

 そのために、コストも従来高炉よりも高いことに・・・

 確か、ポスコの格付けはジャンク級の一歩手前状態だったはず・・・

 詳しくはコチラ⇒ポスコの高炉もケンチョナヨ?   2014/01/21

 年間営業利益の4割の賠償金に加え、大嘘だったファイネックス技術・・・

 ますます、ポスコは危ういなwww