シンガポール首相:暴動原因究明を、外国人労働者地域管理も

12月9日(ブルームバーグ):シンガポールで40年ぶりに暴動が起きた。同国では外国人労働者をめぐって緊張が高まっており、リー・シェンロン首相は暴動の原因などを究明し、外国人労働者が集まる地域の管理方法を検証する調査委員会の設置を命じた。
暴動は8日夜、交通事故をきっかけにインド人街のリトル・インディアで発生。400人程度が関与したと警察当局が9日にフェイスブック上で発表した。約300人の警官が動員され、インド人24人とバングラデシュ人2人、シンガポールの永住者1人を逮捕したという。リー首相は「こうした暴力および犯罪行為に弁明の余地はない」と声明で非難した。
シンガポールでは過去の積極的な移民政策の結果、混雑やインフラをめぐる問題がソーシャルメディア上で取り沙汰されるようになり、所得の不平等拡大もあって外国人労働者に対する不満が高まっている。政府はここ数年は企業に外国人労働者の雇用を減らすよう促しているが、それが逆に労働者不足を招く展開となっている。
>シンガポールで40年ぶりに暴動が起きた。同国では外国人労働者をめぐって緊張が高まっており
おやおや、シンガポールでの40年ぶりに暴動が発生・・・
原因は移民政策による外国人労働者のトラブル?
>政府はここ数年は企業に外国人労働者の雇用を減らすよう促しているが、それが逆に労働者不足を招く展開となっている。
おかしいな・・・
確か、元首相が「移民を受け入れない日本は滅びる事になる!」とか言ってたな・・・
シンガポールのリー・クアンユー元首相、「人口の激減は日本を凡庸な国にする」―香港誌
香港紙・文匯報は10日、シンガポールのリー・クアンユー元首相が著書で、少子高齢化の日本の前途に対し、かなり悲観的な見方を示したと報じた。13日付で環球時報が伝えた。リー元首相は来月の90歳の誕生日を控え、著書を発表。それによると、シンガポールも日本も出生率低下という問題に直面しているが、両者の違いは、シンガポールは移民を積極的に受け入れていること。同国の移民は総人口の3分の1を占め、2011年には総人口531万人に対し、382万人に上った。今も毎年2万人規模で新たに移民を受け入れ、人口の安定と経済競争力を保っている。
これに対し、日本の出生率は毎年「過去最低」を更新。日本の人口はこの1年で20万人も減少した。その代わりに65歳以上の高齢者の数は総人口の4分の1を占め、明らかに“老衰”が進んでいる。リー元首相は「日本はこれにより、経済活力を失い、凡庸化する」と警鐘を鳴らした。
13億の人口を抱える中国も、日本と同じような問題に直面している。多くの専門家が中国は2020年に高齢化社会に突入すると指摘。国勢調査の資料から分析すると、中国の人口は2018年からマイナス成長になる。2040年前後には第2次ベビーブーム世代がほとんど死亡し、少子化がますます加速すると予測されている。
http://news.livedoor.com/article/detail/7951289/
>同国の移民は総人口の3分の1を占め、2011年には総人口531万人に対し、382万人に上った。今も毎年2万人規模で新たに移民を受け入れ、人口の安定と経済競争力を保っている。
出生率の低下は確かに大きな問題だが、移民受け入れなんて安易な政策が失敗する事は欧州を見れば一目で理解できるのにな・・・
>リー元首相は来月の90歳の誕生日を控え、著書を発表。
まあ、この方も90歳だから、過去の栄光のみで現実が理解出来ていないのかもしれないが・・・