
"5月26日初めての観察、20余ヶ所で確認"…にかわ問題推定
(ソウル=聯合ニュース)キム・テシク記者=去る5月4日パク・クネ大統領が参加した中で復旧完工を知らせた崇礼門で、その直後にすでに丹青が剥げる現象が起き始めたことが明らかになった。
文化財庁関係者は8日"丹青が剥げる現象は5月26日初めて感知された"とし、"今日現在で概略20ヶ所ほどで剥げる現象が観察されている"と話した。
毀損された部分は、日光が正面から入る南側と南大門市場の方に集中して、反対側北側でも一部現れた。
これに伴い、文化財庁はこの日午後1時30分、崇礼門現場で今回の丹青き損と関連した言論説明会を開催した。
文化財庁関係者は"今はひとまず原因把握が優先であるから、その結果を基に修理範囲と時期、方式などを決める"と話した。
正確な原因は不明だが、丹青の接着力を高めるのに使ったにかわの問題である可能性が大きいと指摘されている。
丹青作業を指揮したホン・チャンウォン 丹青匠は、"(き損現象は白色)貝殻が主原料である胡粉で土台を塗って、朱色顔料を塗ったところで現れている"としながら"胡粉の上に再び胡粉を塗る過程で顔料の層が厚くなって剥落ちたと見られる"と話した。
丹青に使った胡粉は"日本産もあって国内産も使った"としながら"だが、(き損現象は)顔料の材料問題にあるというよりは、丹青を美しく整えようとする過程で起きたこと"と話した。

だが、身元を公開しなかった丹青専門家A氏は、"崇礼門復旧工事中、丹青現場に行った時すでにすえた臭いがした"とし、"これは、にかわが腐っていて発効される過程で起きる現象"と話して、にかわのような材料から始まる可能性が大きいと指摘した。
彼は、"にかわは腐っても発酵してもならなくて、そうなると接着性を失う"とし、"丹青の材料である顔料というのは水に溶けない塊りだが、にかわが土台材に付けてやる役割をするので丹青で大変重要だ"と付け加えた。
それと共に、この専門家は"今回の丹青き損は、文化財丹青現場でにかわを使ったことがないところから起きたことことと同じだ"とし、"そして表札板のようなところは、100%石彩にしたと伝え聞いたが、これも後ほど問題になる公算が大きい"と予測した。
この専門家は"丹青き損が集中的に現れる所は、緋肉色といって肌色に近いピンク色の部分で集中的に現れるが、こちらは国内産胡粉がたくさん入ったところ"とし、"崇礼門復旧過程で日本産顔料を使うという指摘のために、国内産を急造して調達して使ったことで結局問題が生じた"と付け加えた。
この専門家は"国内産胡粉は、あまりにも日本産を使うのは悪いという世論のために、安定性をテストする時間もなしでそのまま現場に投じて使われた"とし、"(丹青の中に)白色が入った部分は皮ごとむけることになり、白色が入らなかった部分は彫刻の形態に落ちる可能性が大きい"と警告した。

http://www.yonhapnews.co.kr/bulletin/2013/10/08/0200000000AKR20131008077551005.HTML
08年に放火で燃えちゃった崇礼門。
伝統技法に基づいて作るニダ~と言ってましたが、設計図がない上に雇った職人さんは電動工具しか使ったことない人たちでしたw
図面がないのに、使い慣れてない伝統工具を使ったおかげで工期が伸びてしまい、給料が払えないニダ~とか大騒ぎだったことも・・・w
せっかく作り直したのに、防火性が弱く、瓦も工場で大量生産したものでしたw
詳しくはコチラ⇒『再建中の崇礼門は火災に弱い設計ニダ!』 2012/05/24
http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/31592157.html
>丹青が剥げる現象は5月26日初めて感知された
今回は、塗装(丹青)がわずか3週間で剥げ落ちたニダ!ということらしい・・・
その原因は、
>胡粉の上に再び胡粉を塗る過程で顔料の層が厚くなって剥落ちたと見られる
施工した匠?は厚塗りしすぎたニダ・・・と言ってますが、
>"崇礼門復旧過程で日本産顔料を使うという指摘のために、国内産を急造して調達して使ったことで結局問題が生じた"
専門家によると、顔料を日本から輸入したら、
「伝統技法なんだから、イルボンの顔料なんか使うな!」
と言われて、仕方なしに韓国産を使ったためらしいwww
しかし、これは毎度の「日本のせいニダ!」と謝罪と賠償を請求される可能性が・・・
朝鮮時代も国内産顔料不足… “中国・日本から輸入”
2013.01.03
丹青は木造建物の服だ。 どんな材質の、どんな色の服を着るかにより建物の雰囲気が変わる。 2月復元工事が完了する国宝1号崇礼門は、5年前の火災当時に比べて物静かできれいだった。 パッと目につく強烈な色感の化学顔料の代わりに、彩度が低くどことなく奥ゆかしい色を出す天然顔料を使った。
天然顔料は、石や土、貝殻などをきれいにすり砕いて作る。 材料を手に入れることも難しくて、人手もたくさん必要な作業だ。 ところが、1900年代から西洋の化学顔料が輸入され、国内天然顔料製造技術はほとんど消えた。 文化財丹青にも化学顔料が使われて久しい。
崇礼門丹青作業には‘伝統技法復元’原則により、100%天然顔料が使われた。 だが、国内に関連技術がなくて、顔料大部分を日本から輸入するほかはなかった。 “国宝1号の象徴性が毀損された”という指摘が出た背景だ。
◆朝鮮初期の雰囲気で復元
崇礼門、丹青作業の核心は、朝鮮初期の雰囲気を生き返らせるということだった。 朝鮮初期様式がたくさん反映された1963年復元図面を基礎で、全南康津無位社極楽殿と昌慶宮酩酊前など朝鮮初・中期全角の丹青を調査した。 青色と緑色中心の素朴な色感に、蓮の花びらと波紋が主に使われた。
使われた顔料の種類は11種類。 この中で柱に塗る赤い色の色間石朱と貝殻から出た白色粉胡紛一部を除いて、青色系列である三青、赤い系列顔料である朱紅など9種類色を全部日本から持ってきた。 接着力を高めるために顔料に混ぜるにかわも、やはり全量日本から輸入した。
文化財庁は、私たちの固有の技術が失踪した状況で仕方ない選択という立場だ。 最大限、国内産を使うために顔料専門家である慶州大アン・ビョンチャン教授チームを中心に何回も実験を経たが、品質が期待に達することができなかった。
丹青作業の総責であることを引き受けた重要無形文化財48号ホン・チャンウォン タンチョン長は“伝統顔料製造技術を生き返らせて、文化財に使ってもかまわない程、品質良い顔料を作り出すには10年以上がかかることもできる。 崇礼門復元にすぐに適用するのは無理であった”と明らかにした。
◆色ある石と土不足
朝鮮時代にも国内天然顔料生産は活発でなかった。 多様な色の岩や土が不足して磊緑・朱紅等三,四色を除いては、ほとんどの中国から持ってきた。 特に赤い色顔料のうち、最も多く使われた唐朱紅は全量を中国から輸入した。
実際に『光海君日記』光海君9年(1617年)の記録には、昌慶宮建設の責任を負ったヨンゴン図鑑(営建都監・宮廷や城郭などの建築を引き受けた機関)管理が“朱紅600斤の値を推し量ってみると60棟もなって貿易してくるのがとても難しいです。 我が国の緋ですることがどうですか”と話したという内容が記されている。
朝鮮時代宮廷丹青の背景色で使われた三青や三緑なども中国産だった。 『承政院日記』人造4年(1626年)記録には、明国で毎年三青や三緑などを持ってきたが、幸い備蓄量が多くて今年は買ってこないとみてある内容がある。 『世宗実録』世宗11年(1429年)の記事にも、青黒い色顔料である深重青の原石を日本から持ってきたし、花園を日本に送って製造法を習うようにしたという大きな課題がある。
◆天然顔料使用増やしてこそ
昔から顔料は金銀に次ぐほど尊いことだった。 化学顔料が簡単に広がっていった最も大きい理由は、安い価格のためだ。 天然顔料は材料の希少性により、同じ色の化学顔料に比べて10倍から数百倍まで高いのもある。 今回の崇礼門、丹青に使われた顔料購入費は約1億 2000万ウォンだ。
今回の機会に、天然顔料使用を主な文化財まで拡大しなければならないという意見も出てきている。 日本の場合、栃木県日光社員と京都の清水寺等が持続的に天然顔料で丹青作業をしていて、この建築物に供給するために6~7個の伝統顔料メーカーが脈を継続してもある。
文化財庁先祖順学芸研究家は“文化財庁は、外国で原石を持ってきてこれを顔料で製造する研究を近い将来始める”として“長期的に伝統顔料製造技術を確保して、その使用範囲も拡大していく方案を検討中”といった。
http://article.joins.com/news/article/article.asp?total_id=10325645&cloc=olink|article|default
>1900年代から西洋の化学顔料が輸入され、国内天然顔料製造技術はほとんど消えた。 文化財丹青にも化学顔料が使われて久しい。
今までの文化財の塗装にも化学塗料が使われていて、文化財への天然顔料の使用は初めてだったらしい~~。
つまり、丹青作業を指揮したホン・チャンウォン 丹青匠とやらも素人なんだねw
>朝鮮時代にも国内天然顔料生産は活発でなかった。
もともと、天然顔料を作る伝統なんて無かったのだから仕方ないけどねwww
ほら、お隣さんの伝統衣装とかいうチョゴリも、顔料が無くて白ばかりだったからね~~