国際協力銀:トルコや豪州向けインフラ融資に意欲-3~4兆円の事業
3月3日(ブルームバーグ):国際協力銀行(JBIC)は日本の企業が関わるインフラ輸出支援の強化に乗り出す。トルコの原子力発電所建設事業や、国際石油開発帝石が権益を持つ豪州沖の液化天然ガス(LNG)開発事業向けの融資について前向きな姿勢を示した。両事業は計3-4兆円規模の国際的な大プロジェクトだ。
JBICの前田匡史国際経営企画部長(53)は「どちらも日本のインフラ産業にとって重要なプロジェクトだ」との認識を示した。その上で条件が整えば、「しっかり融資はつける」と明言した。実際には大手邦銀などとの協調融資となる。高い日本の技術が国際市場で採用されるよう政府系金融機関として支援していく姿勢だ。
トルコでの原発事業は現在、日本が独占交渉を進めている。東芝、伊藤忠商事などが受注を目指し、政府は東京電力にも参加を呼び掛けている。東芝の改良型の沸騰水型原子炉(ABWR)の建設技術は高く、同原子炉の運営実績を持つ東京電力が深く関われば、さらに受注獲得の可能性は広がるとみている。
一方、豪州北西部でのLNG事業は2016年の生産開始を目指して開発準備が進む。国際帝石(76%)と仏トタル(24%)が権益を保有する。国際帝石広報の矢野慶介氏は「この事業に向けた調達を準備しており最終投資判断(FID)を年末までに行う」としている。トルコの原発、豪LNGとも総事業費は約200億ドル(1.6兆円)。
金融危機後からの国際協力銀行の活躍ぶりを応援してきたこのシリーズも、新たな展開になってきた。

小泉政権時代に、行政改革の一環で、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫と、国際協力銀行が合わせて日本政策金融公庫になったのだが、国際協力銀行は対外的ということで、独立したんだよな。
詳しくはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/28215090.html
>国際協力銀行(JBIC)は日本の企業が関わるインフラ輸出支援の強化に乗り出す。トルコの原子力発電所建設事業や、国際石油開発帝石が権益を持つ豪州沖の液化天然ガス(LNG)開発事業向けの融資について前向きな姿勢を示した。
独立したからには、きちんと仕事をしてもらわなければなりません!
原発やLNG開発など国策事業には積極的に協力してくれると期待しているぞ!
ガンバレ!日本企業 ガンバレ!国際協力銀行