亀田製菓編10年3月期 | 情報は自分で習得し、自分で判断する

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「柿の種」不況知らず…亀田製菓が史上最高益

亀田製菓(新潟市)は11日、2010年3月期連結決算を発表した。

 売上高は前期比2・3%増の793億5300万円で6期連続で最高を更新、経常利益は同21・3%増の40億2100万円で、史上最高となった。税引き後利益は同9・1%増の21億円。不況の中、好調ぶりが際立った。


 主力商品で利益率の高い「柿の種」や「ハッピーターン」の売上高が前期比10%以上増加。米国向けせんべいを製造販売する米国法人も「絶好調」(同社幹部)で、利益を伸ばしたという。


 同社は安売り競争に加担せず、テレビCMなどで積極的に販売促進活動を行った。また、一部商品については価格とともに総量も減らす「適量化」で、利益を維持したという。同社の佐藤勇・経営統括本部長は「安さだけではない、安心、安全に裏打ちされた商品が受け入れられた」と話した。

2010年5月12日07時25分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100512-OYT1T00006.htm

亀田製菓が、調子が良いらしい。

そういえば、亀田製菓の経営分析は去年もやっている。

詳しくはコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/22009861.html

その時感じたのだが、とても経営が堅く、良い企業だなと思ったのだ。

早速、分析してみよう♪

ソースはコチラ⇒http://www.kamedaseika.co.jp/admin/images/irInfo/upload/338.pdf

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ご覧のとおり、売上高は毎年上昇中。

原価も、高騰する中でそれなりに抑えている。

>スーパーマーケット・コンビニエンスストア市場においては主力ブランドの強化を行い、低価格路線とは一線を画しながらお客様に安全・安心で価値ある商品をお届けすることに注力し、主力商品のテレビコマーシャルの投入や消費者キャンペーンなど販売促進活動を積極的に実施いたしました

上記の文章は、IRの中の一文だが、『低価格路線とは一線を画し』なんてフレーズは、商品への自信があふれていて好感が持てるなぁ~~。

数値を見ていくとわかるのだが、元気のある企業だとよくわかる。

総資本が増えているのが、流動資産、固定資産、流動負債、固定負債すべて増えている。

つまり、流動資産を確保しながら、固定資産(機械類と思われる)に投資しているのである。

その証拠に、減価償却費が大幅に増えている。

前回の記事にもあるが、中期経営計画として米国での販売にも力を入れるようだ。

元気のある企業を応援します!

ガンバレ!亀田製菓!