独立行政法人の石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と産業技術総合研究所は次世代エネルギーと期待されるメタンハイドレート(MH)の海洋産出実験に乗り出す。2012年度と14年度の2回を計画しており、実現すれば世界初。MH開発で世界的に先行するJOGMECは陸上産出試験から、より商業生産に近い海洋産出実験に移行し、早期実用化を狙う。
MHは海底下の低温高圧でメタンガスと水が一緒にシャーベット状になって蓄積したもので、「燃える氷」と呼ばれる。日本近海には天然ガスの国内消費量の約100年分に相当する埋蔵量があり、日本のエネルギー事情を改善できるとみられている。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090420AT1D1003O20042009.html
まず、メタンハイドレートについての記事はコチラ⇒http://blogs.yahoo.co.jp/x_men_go_go/12511020.html
>2012年度と14年度の2回を計画しており、実現すれば世界初。MH開発で世界的に先行するJOGMECは陸上産出試験から、より商業生産に近い海洋産出実験に移行し、早期実用化を狙う。
このような技術にこそ投資するべきなのでしょうね^^
>MHは海底下の低温高圧でメタンガスと水が一緒にシャーベット状になって蓄積したもので、「燃える氷」と呼ばれる。
見た目は氷に似ている。1立方メートルのメタンハイドレートを1気圧の状態で解凍すると164m3のメタンガスに変わる。このメタンはメタンハイドレートの体積の20%に過ぎず、他の80%は水である。
メタンの分子式はCH4ですよね。メタンハイドレートの分子式は、CH4・5.75H2O。あまり化学は得意ではないが、メタン1つに対して水が5.75個ということですかね。
と思ったら、写真の通り違いました。。。スイマセン
水分子で構成される立体網状構造の間隙中にガス分子が位置して安定な固体結晶となっている氷状の物質は「ガスハイドレート・クラスレート」と呼ばれる構造になっている。
ガスハイドレートには、ガスが失われると残された立体網状構造である「包接格子」だけでは格子構造を維持できないもの(ガスハイドレート・クラスレート)と、包接格子だけでも格子構造を維持出来るものがある。メタンハイドレートは「包接化合物」とも呼ばれるクラスレートであり、骨格となる水分子間の5-6オングストローム程度の隙間に入り込んだガスが出て行くと格子は壊れる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
何となくわかりました。立体的な網状水分子の中にメタンガスが、くっついて固体となっているわけですね。その為、火をつけるとそのメタンガスが燃えるため、残りの水は分解するわけですね。酸素と水素に分かれるのか、水として残るのか気になりますね・・・
>日本近海には天然ガスの国内消費量の約100年分に相当する埋蔵量
これはすごいですね!中国などに渡してはいけません!!