富士フイルムは2006年に化粧品分野に参入し、スキンケア化粧品とサプリメントを発売した。「フィルム会社なのに」「化粧品製造販売のノウハウもないのに」といった口さがない業界の思惑をよそに、商品は大好評を博す。
2007年9月、満を持して新シリーズ「アスタリフト」を発売。これもまた発売直後から話題となり、順調に売り上げを伸ばしていく。当初は通信販売のみに頼っていた販売ルートも、ユーザーの熱心な要望を受けて店頭展開もするようになった。
一般の消費者にとって富士フイルムといえば、「写真フィルムやデジタルカメラの会社」だ。そんな同社がどうして化粧品を?──これは素朴な疑問だろう。そのあたりの事情を同社ライフサイエンス研究所主任研究員・中村善貞氏に聞いた。
当社のスキンケアシリーズ「アスタリフト」の発売は2007年の9月です。おかげさまで評判も良く、売り上げも上々です。発売当時、当社としてはかなり高い売上目標を掲げていましたが、難なくクリアすることができました。「富士フイルムが化粧品事業に参入する」というのはインパクトも大きかったのでしょう、多くのマスコミから取材の申込も頂きました。
ところが取材に来られる皆さんは、「写真フィルムはデジタルカメラに押されて頭打ち。だから多角化を目指して化粧品事業に参入したのだろう」といった予断を持って当社においでになるのですね(笑)。確かに、写真フィルムの売り上げが年々減少しているのは事実です。それが化粧品事業に向かわせたということも、バックボーンの一つとしてあることは否定しません。
しかし、2007年度の当社の総売り上げ2兆8500億円のうち、写真フィルムが占める割合は3%に過ぎないのです。こう言っては写真好きの方には失礼かもしれませんが、もともと3%程度の売り上げが少々減ったからといって、事業規模全体から見れば微々たるもの。当然、それで事業構造を変えようとか異業種に参入しようとかいったことにはなりません。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/trail/080627_astalift1/
日経BPネットからの記事です。ちょっと古いのですがとてつもなく強い日本の物づくり&技術を感じた情報だったのでアップします。
まあ富士といえば、昔からいろいろなヒット商品を出してきました。(写ルンです・チェキなど)<br>また、医療分野でもかなりのシュアを持ちます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/FUJIFILM
>「限界まで小さい」コラーゲンが肌の奥まで浸透する
「アスタリフト」には、従来の写真フィルム製造で培った技術が随所に活かされています。例えばカラー写真フィルムは、三つの感光層からなっています。この感光層を形づくっているのが実はコラーゲンなのです。
>とにかく小さいコラーゲンを作る。「アスタリフト」には、大中小と3種類の大きさと機能が異なるコラーゲンを配合しています。一番大きな水溶性コラーゲンは分子量約30万。これは肌の表面に留まり、表肌に張りを与えます。一番小さいピココラーゲンは、分子量わずか173です。もはや「限界まで小さい」とお分かりになるでしょう。粒が極小なので肌の奥まで浸透します。
女性の方必読です(笑)
限界まで小さいコラーゲン。本当に日本人って限界の挑戦するのが好きです。そして結果を残します。だから、富士フィルム大好きです♪<br>知人の女性がこの商品使ってると聴いて、記事にしました。
「物づくり日本」はまだまだ世界でトップレベルだぁ~~~~~♪<br>