先週末の事。


隣県に出張していた息子。


レンタルのトラックで帰社中、赤信号で停車していた。


前方には、軽車両。


どこにでもある風景を壊したのは、後方から走ってきた一台の社用車。


バックミラーで確認すると明らかにスマホを操作し、スピードも弛めない。


「これは、来る!」と咄嗟にサイドブレーキを掛け、身体に力を入れ対処していた息子。


それなりのスピードで、追突された。


相手の車は、トラックの下方にめり込む形で停車。


前方の車両の運転手も慌てて出てきて息子に声を掛けてくれた。


「俺は、大丈夫です。ありがとうございます。」と対応。


直ぐに警察と会社に連絡した。


勿論、相手も会社に…「いきなりブレーキを掛けられて、追突しました。」と報告するのを聞いていた息子。


おいおい…とブチギレ寸前。


パトカー到着後に事情聴取。


現場には、大破寸前の社用車とレンタルのトラック。


相手の嘘は、二台のドライブレコーダーに記録されていた筈。


それでも「急ブレーキ」を主張する相手に息子も遂にキレ、警察官に落ち着くように制止されたらしい。


その後、息子は仕事続行を会社に告げられ、警察の用意してくれたクレーン車を使い、新たなレンタカーを借りて帰社。


クレーン車を用意してくれたは良いが、警察官自体は操作も出来ず、息子が…


「あれ?もしかして玉掛とか持ってます?」と驚かれたらしいけど、休む暇も無い程の時間を要して講習を受けた賜物だよ。





そんなことを帰宅後に聞いた私達は、怪我の一つも無くほっと胸を撫で下ろした次第。


相手の車もレンタカーも廃車だそうです。

クレーンで移した物は、50キロ以上の大物で、会社の仕事に不可欠な代物。

その修理の為に二日も日帰り出張していたのに不運としか言いようが無い。

でも、父親の一周忌を終えた後での出来事だけに護って貰え、前方車との玉突きも防げたのだと思いたい。




因みに翌日は、私の通院日でしたが、無事に遊び呆けて来れました。






兄ちゃん、無事で良かったにゃ。




ま。