鼻翼縮小後の瘢痕修正・外鼻修正、術後1年10か月 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

 

鼻翼変形術後1年10か月

鼻翼縮小で修正を繰り返す度に外側鼻翼がどんどん外側に引っ張られたそうです。
再建はVY advancement flap の挙上以外は考えられませんでした。
植皮はパッチになります。組織厚が合いません。

腱膜採取して鼻翼ー鼻翼をループにかけても張力強くて戻ってしまうのと、

動きのない鼻元になると思いました。
で、VYです。

外側鼻翼を切除してある程度は鼻翼縮小になりますが、ある切除量を超えると、

綱引きの法則で、頬側に引っ張られます。
それを切って修正しようとしてさらに組織欠損が広がったと考えられます。
何故こうなるのだろう? 
『切って縫えば小さくなる』そんなことはあり得ないと容易に想像がつくはずなのです..........

鼻翼の腫瘍切除とかトレーニングしていれば分かる事です。
やり過ぎると良くないです。修正も容易にはなりません。

術後1年10か月です
鼻翼基部のカーブは表現出来たと思います。


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