下眼瞼除皺術。頬骨~上顎骨骨膜下リフトに脂肪移植を併用した方法。術後1ヶ月 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

主訴は『目の下のクマ、こじわ』でした

所見として、中顔面組織が下垂、痩せていました。

クマは、眼輪筋が皮膚から赤く透見できる赤くまと、メラニンを持った皮膚が余剰する

茶くまです。

皮膚を睫毛部位で軽く牽引すると、皮膚が厚い頬部の皮膚でが挙上して、赤くまは目立ちにくくなるのと

メラニンを多く含んだ皮膚が伸展して、茶くまは薄くなりました。

頬瞼溝も目立っていたため、骨膜下で中顔面を引き上げ、余剰皮膚を除去して

下眼瞼~頬に脂肪を注入しました。

骨膜下でリフトしなくても良いと思う方はいらっしゃると思います

クマ尾側の厚い皮膚が頭側に移動すること、

頬骨膜弁−眼窩下縁骨膜の縫合固定が固定性がよいです

睫毛縁で皮膚のみ除去しても外反しやすいですし、頬瞼溝が改善しません

脂肪移植のみも簡単ですが、小じわ、茶くまの改善がイマイチです

 

骨膜下で引き上げたほうが、アレコレ考えなくて良いので慣れると楽です

最後にマイクロファットを下眼瞼~頬に移植して赤くまを消すのと

頬をふっくらとさせます

本人様も『コンシーラで隠さなくてよくなった』と満足しています

最近、術法が確立してきました。

9月に発表して論文書こうと思います

 

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