上眼瞼形成術(短冊状挙筋腱膜弁法)+眼瞼下垂症手術+眼窩脂肪除去。経過 | TETSU形成・美容クリニック   田中哲一郎のブログ

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TETSU形成・美容クリニック
日本形成外科学会認定専門医
日本美容外科学会(JSAPS)専門医
株式会社形成技研代表取締役

皆様、こんにちは~~~~

4MHzの高周波メスを使い、愛護的な操作を心掛け、腫れを少なくしているつもりなのですが

腫れやすい人っています。花粉で結膜が直ぐ充血するような人は手術も腫れるのでしょうか??

埋没法で凄く腫れたといった人も注意が必要です

ま、注意しても丁寧な手術を行うしかありません。

 

左右差が無い眼瞼形成がテーマです

切開線の位置を特殊器具で計測してマーキングし、左右差無く切開します

眼輪筋も左右差無く筋繊維に沿って睫毛側、眉毛側で分けます

睫毛側には左右差無い組織量が残ったと思います

術後1日~2日は瞼裂、重瞼線の左右差は無いのですが、

4日目で右の重瞼高が狭くなります

術後6日目で腫れが引いて左右差は圧縮します

しかし、右の眉毛を3mm程度引き上げると左右対称な眼瞼になります

利き目は左で、右眉毛下垂が若干あります。

この現象を予想して初回手術から左右差を付けて手術する勇気がありません

(初回手術から右の皮膚を多く除去や右眉毛下皮膚切除など)

腫れの程度が強い手術当日~2日は左右対称なのです。術中座位で確認しても同じなのです

腫れが引くと左右差が出ます。

術中に差が無いものをどのように完成形を予想するか............................

それが分かれば、初回手術から右の皮膚を多く除去したり右眉毛下で皮膚を切除してます

できないのです。

昨日からこのテーマにぶつかってます

このあたり、学会で発表したいですね

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