抗がん剤治療 (通算34回目) 怖いんですけど! | 日々の出来事

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H29年6月子宮体癌ステージⅢcb術後、抗がん剤治療により同年11月経過観察H31年11月再発肺転移抗がん剤治療R1年5月経過観察同年7月肺転移再発抗がん剤治療開始R3年4月休薬R3年5月心臓弁膜症手術R3年6月治療再開R3年12月休薬R4年5月治療再開R4年6月脳転移 9月余命宣告

朝4時に目覚めた私
WiFiまだ使えないし(使用時間6時〜22時)
テレビをつけても良いのも
起床時間から……
仕方ないから、目を瞑ってウトウトしてた

ふと、人の気配がして
私の左手首の金庫の鍵を
引っ張ったのが分かった
私は拝むように両手を組んでいた
組んだ手を解かないと鍵は取れない

看護師さん?と思うにも無理がある
う〜ん……と言いながら大勢を変え
目を開けたら、逃げていく人
帽子を被った痩せた患者さんの後ろ姿
私の斜め向かいの廊下側のベッドに
入って行ったのが分かった
おいおい滝汗
鍵取れたら金庫あけようとした?

朝から
ソーシャルワーカーさん
栄養士さん
薬剤師さん
主治医に看護師さんが
忙しなくやってくる

治療が始まったのは11時半ごろ
これ、眠くなるんだよね〜って話してて
30分もしないで夢の中
昼ごはんも食べられなかった
何気に看護師さんは頻繁に来て
名前呼ばれない時は良いけど
名前呼ばれたら起きなきゃいけない
寝てても、誰か来たなってのは分かる
お向かいの窓側さんは、午前中に退院したから
私の足元の前を通るのは、私の所に
来る人しかいない

何度も起こされて
浅い眠りでウトウトしてた
足元に感じる人の気配
また看護師さんかなぁ〜?と思ってたら
なかなか入ってこない
カーテンの下から見えた足👣
明らかに患者さんの足

100歩譲って、誰もいない
窓側の窓から外でも見に来た?
……とは思えないほど、カーテンと近い
少しずつ、少しずつ進んできた
カーテンの切れ目でストップ
足の爪先は、こっちを向いている
寝た振りをする余裕もなく
ただ、足の上にあるあろう
頭のあたりを見ていた

右足が横に出てきて、体が半分
顔が全部、カーテンの横に出てきた
ずっと物音1つ立てずにいたから
私は寝ていると思われたんだろうか
私と目があって、驚いた顔をして
慌てて自分のベッドに戻っていった

同じ部屋に、こんな人が居るの
メチャクチャ怖いんですけど滝汗
看護師さんと毎回
眠くて仕方ない。って話してたから
イケる!とでも思ったんだろうか

その後すぐにお向かいの窓側に
新しい患者さんが入ってきた
………患者さん居ても関係ないのか
朝は居たもんな
明日退院するけど、まだ油断できないや

夜ごはんは、栄養士さんが
少なくしてくれた
メロン🍈に飛び付いて食べ始めたけど
半分も食べられなかった

金庫の鍵をどうするか考えながら
寝るまで過ごす事にする