編み棒 | ガレージの工房

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       ハンドメイドシャトルの製作販売を始めました

こんにちは


製作活動を再開しました。


今回は以前から依頼を受けていたものの完成記事です。


許可をいただきましたので紹介します。



知り合いのミニチュア編み物作家さんから


ミニチュア編み物用の編み棒を製作してほしいとの依頼を受けていまして


製作しました。


これまでは金属の縫い針や爪楊枝を削った物を試用していたそうですが、


縫い針は滑りすぎることと尖りすぎていて糸の繊維に入り込み


糸割れを起こしてしまい、


指先をすぐに突き刺してしまって痛くて進まない。


また、爪楊枝は滑りが悪くて短いので作業性が悪いとのことで、


何か良いものはできないかということでした。



実物を調べますと竹製が多いので竹くしで製作してみました。


さらに細い端材があったので黒檀でも製作してみました。





電動ドリルの先端に材料の棒を取り付けて


サンドペーパーなどで削ります。





仕上げはシャトルと同じく1000#まで研磨しています。





先端の形状が重要で、


実物の編み棒を参考にしてカーブや先端のまるめを調整しました。


ここはシャトルの角と同じで鋭すぎると糸の繊維に入ってしまって


結いにくくなりますね。



試用していただいた結果、竹はこの細さにすると


しなり過ぎて編みにくいとのことで


黒檀製が滑りの感覚もちょうどよく使いやすいとのことです。


この様なミニチュアを製作販売されています。








糸はダルマの#80だそうです。



素敵な作品を生み出してくださいね。






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