製作過程 | ガレージの工房

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       ハンドメイドシャトルの製作販売を始めました

こんにちは

今回は製作過程のその後です。

最初のころに比べると工程や工具類もずいぶん変わって

精度、仕上がりが向上して製作時間も短くできるようになっています。

「自分でもシャトルを製作してみたい」という方の参考になればと思います。


今回の素材は先日minneさんにアップしたコブシです。

まずは素材を必要な大きさの直方体に切り出します。


切断線を鉛筆で罫書きします。



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バンドソウで切断します。


ガイドが使えない場合は慎重にフリーハンドで切断します。


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材の左に見えているのはアルミの山形鋼(アングル)です。

付属のガイドは安定しないのでホームセンターで購入しました。

それをバイスで前後を平行にして固定しています。







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切断が完了したら貫通部分の罫書きとボタンの天板の罫書きです。



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ボール盤で荒抜きします。




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機械加工で内面を仕上げます。

機械は普通の卓上ボール盤で刃物は金属加工用の超硬刃物です。

超硬刃物は少し大きなホームセンターか専門店にあります。

使い方は企業秘密です。



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側面に切断線を罫書きします。

上下面と側面の切断の順番は現在の工程ではこの順番が良いようです。


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荒切りです。









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次に上面に罫書きします。



CAD
で描いた図面を厚手の紙にS=1/1で印刷して型にします。

この時CADは平面で描かれるので曲面に罫書く時の伸びに気を付けます。



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荒切りです。






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次に側面中仕上げと内面の角の面取りをします。






次にバネを取り付けます。




バネの構造と製作方法は企業秘密です。




次に芯棒を切り出します。


芯棒も細かな仕上げや調整があるのですが、企業秘密です。





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次はボビンと芯棒をセットした状態で上下面を仕上げます。







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画像の右の棒は面取り用のサンドペーパーを巻きつけてあるものです。


研削が完了しますと次のような状態です。





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次に研磨仕上げに進みます。







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研磨は画像の道具で #400  #600  #1000 と進みます。







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芯棒の加工をして完成です。






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この後、試し結して出荷OKとなります。

研磨完了です。
研削仕上げの道具は改めて記事にします。


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