こんちわ~まさやんです


今回は阪急系列をご紹介します



まさやんの鉄道話-阪急バスロゴ
阪急電鉄系列









阪急電鉄系列では、阪急バス・阪急田園バス・阪急観光バス・神鉄バス・大阪空港交通の5社があり、かつては、兵庫県豊岡市に本社を置く全丹バスも系列でしたが、平成20年10月末をもって、親会社である阪急電鉄が保有していた株式を全丹バスに譲渡し、系列から離れましたが、阪神電気鉄道が筆頭株主である神姫バスとの業務提携を結んでいます

昭和21年に阪急バスとして設立され、その後、京阪神3地域での広範囲運行を行っており、路線総延長距離は、スルッとKANSAIでは大阪市交通局の次に広い

本社は大阪府豊中市にあり、本社と併設で豊中営業所があり、営業所は大阪府内に豊中営業所を含め9箇所(千里・石橋・能勢・豊能・伏尾台・茨木・吹田・柱本)と豊中営業所加島出張所、石橋営業所千里中央出張所、豊能営業所箕面森町出張所があり、兵庫県内には営業所が8箇所(清和台・猪名川・伊丹・宝塚・西宮・山口・芦屋浜・唐櫃)と芦屋浜営業所南芦屋浜出張所があり、京都府内は営業所が1箇所(大山崎)と大山崎営業所向日出張所があり、全部で18営業所5出張所あります

唐櫃営業所は元・神鉄バスの営業所で、阪急バスが平成15年10月に神鉄バスの大部分の路線の移管を受け、誕生しました

18営業所の内、石橋・能勢・豊能・伏尾台・柱本・伊丹・山口の7営業所は、阪急バスの子会社である阪急田園バスに運行管理業務を委託している


京都市交通局横大路営業所・洛西営業所の一部路線と、神戸市交通局松原営業所管轄全路線の運行管理業務を委託されており、特に京都市交通局横大路営業所での運行管理業務受託は平成12年3月からで、これは、公営バスから民営バスへの運行管理業務委託では、日本初のことであった


コミュニティーバスは、千里営業所で箕面市から委託されているオレンジバス、吹田営業所で吹田市から委託されているすいすいバスと摂津市からの委託で摂津市公共施設循環バスをそれぞれ運行し、豊中営業所では市立豊中病院へのバスがあり、豊中市から補助が出ています

山口営業所では、西宮市南北バス(さくらやまなみバス)の運行委託を受けています

これは、西宮市・山口地区自治会連絡協議会・阪急バスの3団体によるさくらやまなみバス利用促進協議会が運営しています

さくらやまなみバスはコミュニティーバス編でお送りします

大山崎営業所では、長岡京市から委託を受け、長岡はっぴぃバスを運行している


関西空港リムジンバスは西宮と関西空港を結ぶ路線のみ運行しており、南海グループの関西空港交通と南海バス、阪神系列の阪神バスとの4社共同運行となっています


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-阪急バス前面











三菱ふそうニューエアロスターノンステップバスです

(写真に写っている子供は関係ありませんw)

この車両はなんと!


まさやんの鉄道話-阪急バス紹介












8月末に茨木営業所に新規投入された車両でした


まさやんの鉄道話-阪急バス所属表記











茨木営業所所属車である証拠ですw

阪急バスでは、所属ごとに表記しています

また、社内番号があり、現在は数字4桁表示ですが、平成15年投入車までは西暦下2桁-数字4桁の表記でした

社内番号には決まりがあり、100・200番台及び1000番台が日野製、300・400番台及び4000番台が日産ディーゼル(現・UDトラックス)製、500・700番台及び7000番台がいすゞ製、800番台及び2000番台が三菱製となり、0000番台は小型バスであるが、この番台はマイクロバスのトヨタ製及び三菱製小型車でも使用されている


まさやんの鉄道話-阪急バス後面











後姿です

少々人が多いですが、ご了承をw


まさやんの鉄道話-阪急バス側面











側面です

まだ、新車のため、ラッピングや広告が一切入っていません



車両は国内4メーカー全てが投入されているが、つい最近まで阪急バスは三菱製のみ投入していた

平成7年からは日産ディーゼル製の投入が始まり、かつては投入しており、訳があって投入していなかった日野製も投入を開始した

いすゞ製は伝統的に、芦屋浜や吹田・茨木・大山崎に投入していた

芦屋浜管轄路線に、有馬方面や阪急六甲発着があり、いすゞ製高出力車を配置していたためで、車体更新後は大山崎や向日に転属し、使用している


車体は、純正ではなく、ずっと西工製を採用していた

西工を標準車体にするまえは、呉羽自動車車体(現・三菱ふそうバス車体)を好んで採用していたが、長尺車体がなくなったため、西工製に切り替えた

昭和60年ごろからは、一部を除き、投入車両の全車体が西工製となったが、平成22年を持って西工が経営不振により廃業することとなったため、現在の投入車は全て純正車体となった


阪急バスの大型車は3種類の車体があり、一番大型の通称N尺はニュータウンを抱える営業所に配置され、標準の通称M尺は大型配置がある全営業所に配置され、道路事情が悪い路線を抱える営業所には車体が短い通称K尺が限定配置されている

(特に京都地区の大山崎・向日には、車齢15年を越える車両が今も現役で走っている)


阪急バスでは、昭和47年から平成9年10月まで、日本初のデマンドバスの運行を能勢町内で行っていたが、採算と乗降客減少に伴い、廃止されたが、一部は路線化されている

また、平成6年には富士通とともにバスダイヤ編成業務支援システムを開発し、翌年発生した阪神・淡路大震災では、このシステムが大活躍した

日本初の長距離夜行バスの運行を開始したのも阪急バスであった

(大阪・梅田~福岡間のムーンライト号で、西日本鉄道バスとの共同運行、昭和58年3月から運行を開始し、現在も運行されているが、阪急バスの子会社である阪急観光バスに平成15年に移管し、京都発着に変更、梅田は経由地となる)


阪急バスカラーでなにわナンバーをつけているのは子会社の阪急観光バスのみで、阪急バス本体は大阪北摂地区に本社・営業所があるため、全て大阪ナンバーとなる

(兵庫地区は神戸、京都地区は京都ナンバーとなる)

阪急観光バスは昭和62年に阪急バスの貸切部門が分離独立した会社で、本社は大阪市北区にあり、本社と併設で大阪営業所があり、阪急バス伊丹営業所内に伊丹営業所があり、伊丹営業所所属車に限り、神戸ナンバーをつけている


阪急バスの路線の内一部は、優等種別バスがあり、兵庫県川西市を中心に路線を持つ清和台・猪名川両営業所では特急・急行・快速・準急の4種別があり、茨木営業所の一部路線には特急・急行、石橋・豊能両営業所の一部路線に急行がある

(茨木営業所での特急は大阪大学外国語学部系統のみ)

近畿地区では、急行バスの運行はあるが、ここまで種別が多いのは阪急バスのみである

また、大阪・梅田~有馬温泉間を中国自動車道経由で結ぶ有馬線があり、ここにも急行種別がある


阪急田園バスは、本社を兵庫県宝塚市に置き、宝塚市北部の路線を運行している

元は、西谷バスで、村民らで資金を出し合い、営業していたが、限界があるため、昭和35年に阪急バスに大部分の株式を譲渡し、阪急バスでの営業となったが、社名だけはそのままにしていた

平成7年、阪急バスの100%株式取得の子会社となり、平成9年、社名を現在の名前に変更した


深夜急行バスの運行も行っており、大阪・梅田から池田・川西方面と茨木・高槻方面、それに千里中央方面の3系統を運行している

管轄営業所は池田・川西方面が豊中、茨木・高槻方面が茨木、千里中央方面がなんと西宮となっている


スクールバスの委託も受けており、一般路線カラーではなく、高速車塗装のトップドア車が専属で使用されている

(このバスの一部に深夜急行バスに使用されるものもあり、路線バスの設備が搭載されている)



今回はここまで


次回は大阪空港交通です


ではまた

















こんちわ~まさやんです


引き続き、京阪系列のバスまつり展示車両をご紹介します



まさやんの鉄道話-京都バスロゴ
京都バス








京都バスは、京都市右京区に本社があり、本社に併設で嵐山営業所、左京区に高野営業所があります

京都バスは、昭和21年に当時の京福電気鉄道の100%出資子会社として設立され、現在は京阪電気鉄道が親会社となったため、京阪グループの会社となりました

(京福電気鉄道の名前は今も京都市内を走るちんちん電車(通称・嵐電)として営業しており、スルッとKANSAI加盟会社です)

福井県にも路線を持っていましたが、例の2連発事故で鉄道事業を第3セクターであるえちぜん鉄道に全て譲渡し、バス事業は京福の完全子会社である京福バスへ移管している)

かつては、鞍馬までの路線も持っていましたが、昭和61年に叡山電鉄に分離し、平成14年3月に京福の手から完全に離れ、京阪電気鉄道が100%株式保有の子会社となりました

京都市交通局西賀茂営業所管轄路線の一部を高野営業所が委託を受け、運行しています


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-京都バス前面










いすゞエルガミオワンステップバスです

(所属は嵐山営業所)


まさやんの鉄道話-京都バス側面













ちょっと写真がまずいですが、側面です

京都バスは側面広告が少なく、入っていないことが多いです


まさやんの鉄道話-京阪バス後面













後姿です

京都バスも、社内番号があり、前面向かって右と側面運転席側、後面に入っています

社内番号は数字で表記され、2桁が高野営業所、3桁が嵐山営業所所属車です


まさやんの鉄道話-京都バス社章













京都バスの社章です

これは、現・叡山電鉄鞍馬線の前身である鞍馬電鉄のもので、今もこれを引き継いでいます

(由来は、鞍馬天狗の羽うちわである)


京阪グループでありながら、京都市内を走る京阪バスグループで唯一、共通ロゴマークの貼り付けが無く、また、京阪グループ共通バスカードが使用できない会社でもある

(上にも書いてる通り、かつての親会社が京福電気鉄道であったため)


また、京阪バスとの共同運行路線である比叡山線は、平成14年3月末まで、京都市内運行分に限り、クローズド・ドア制での運行であった

(これは、京都市交通局との競合防止のためで、京都市交通局もこの路線を開業時から昭和58年まで運行しており、3社局合同であった)

京都バス運行分は、冬季運休となるが、京阪バスは運行している

一般路線も昭和47年まで京都市内運行分に限り、クローズド・ドア制だった


バス路線は、京都駅・四条河原町及び出町柳駅前・国際会館前駅を中心に展開しており、特に京都市北部地域は、京都市交通局からの移管路線が多い


朽木学校前バス停は滋賀県高島市にあり、スルッとKANSAIエリア最北端で、ここまで毎日4往復の運行があり、このバス停は、同じ京阪グループの江若交通のバス停も同居しており、乗り換えることが出来る


車両は、国内4メーカー全てが投入されており、マイクロから大型貸切車まで幅広く配置されている


車体は、現在投入分については純正であるが、平成15年投入車まで、近畿地区では珍しい富士重工製ばかりを投入していた

これは、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製純正車体が富士重工オンリーだったためで、それ以外でも、小型の一部を除き、全てこの車体を搭載していたのが京都バスである

平成10年に日野製シャーシへの富士重工製車体袈装業務終了に伴い、これ以降は純正となり、いすゞ製も平成12年ごろから純正車体となり、最後まで残った日産ディーゼル製シャーシへの富士重工製車体袈装業務が富士重工のバス車体製造廃止に伴い、平成15年で終了し、これ以降の投入車は西工製となった

大型車・中型車ともワンステップ車投入が多いが、高野営業所所属車のうち日野製中型車のみノンステップ車となっている


三菱製は、平成13年に、京都産業大学からの委託を受け、キャンパスバスを走らせることとなり、自家用で運用していたバスを京都バスに譲渡され、京都バスで唯一の三菱製となった

京都市北区にあるカナート洛北(イズミヤ)のシャトルバスの運行も行っており、特定輸送では同じ京都市北区にある花背山の家への輸送を請け負っている

(特定のみ、一部が宇治市内まで運行されている)


京都市内で最後まで走っていた京1文字ナンバーバスがあったのも京都バスであった

昭和59年に投入された日産ディーセル製バス1台が、「バスコレクション」の製作・販売でおなじみのトミーテックに譲渡され、動態保存されている



ようやく終わりました京阪系列w


次回は阪急系列となりますが、阪神系列も現在は阪急阪神東宝グループとなっていますが、在阪私鉄系列の割り振りにしますので、同一掲載はいたしません

ご了承ください


ではまた








こんちわ~まさやんです


今回も前回の続きとなります



まさやんの鉄道話-京阪宇治バスロゴ
京阪宇治バス







京阪宇治バスは、京都府京田辺市に本社があり、宇治市に宇治営業所、京田辺市に京田辺営業所があります

本社所在地は、京阪宇治バスのエリア外にあり、親会社である京阪バスのバス停があります

京阪宇治バスは平成15年4月に設立され、旧・京阪宇治交サービスから宇治営業所管内のバス事業を引き継いだ会社で、旧・京阪宇治交通時代は男山にも営業所を持っていましたが、平成18年4月に京阪バスに吸収合併されたため、男山営業所は京阪バスの営業所となり、京田辺営業所は京阪バスとの合同となり、京阪バスの運行管理業務を委託されています

平成19年11月に、京田辺市内の一部と城陽・宇治田原地区の路線を京阪バスから移管され、再び旧・京阪宇治交通の京阪宇治バス運行となりました

宇治田原町と城陽市のコミュニティーバスの委託を受けています(担当は宇治営業所)

かつては、滋賀県内まで路線を持っていました


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-京阪宇治バス前面









いすゞエルガノンステップバスです

京阪系列では、珍しい車種で、親会社の京阪バスは平成22年に34年ぶりに配置された車両で、京阪宇治バスでは初である


まさやんの鉄道話-京阪宇治バス側面










側面です

京阪宇治バスの塗装は、ホワイトを基調に、グリーンが入るもので、京阪系列ではこの塗装を使用してるのは京阪宇治バスのみである

(グリーンは、宇治市の名産宇治茶をイメージしている)


まさやんの鉄道話-京阪宇治バス後面










後姿です

京阪系列は、全車に社内番号が振ってあり、京阪宇治バスは英文字がなく数字4桁のみとなる

また、最近投入された車両と一部の転属車は、社内番号を合わせるため、ナンバーは希望ナンバーで取得している


まさやんの鉄道話-京阪宇治バス車体ロゴその1











運転席側の窓下に京阪系列共通ロゴマークが入っています


まさやんの鉄道話-京阪宇治バス車体ロゴその2












また、両側面前側に京阪宇治バスのロゴが入っています


旧・京阪宇治交通時代の塗装は、ホワイトを基調にレッドがあしらわれ、親会社である京阪バスを意識したものとなっていたが、現在では、この塗装車が経年廃車となっていってるため、数が激減している


また、京阪バス合併まで、松井山手駅~関西空港間のリムジンバスの運行も行っていた

(現在は、京都駅八条口発着に集約され、第二京阪自動車道に京田辺バス停を新設し、運行している)

京阪バスが運行している京阪くずは・枚方市(ラポールひらかた前)・寝屋川市駅~関西空港間の運行業務と座席予約業務を京阪宇治バスが委託を受けている


車両は、国内4メーカー全てが投入されているが、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製は、数を減らしている

また、いすゞ製は過去に投入されていたが、平成9年から貸切車で投入を再開し、路線バスは平成14年から再投入されている


車体は、現在純正しかないが、日産ディーゼル製は、純正車体を西工か富士重工(スバル)かを選択できたため、京阪宇治バスでは富士重工製を投入している


旧・京阪宇治交通の本社は昭和55年から平成19年8月まで、大阪府枚方市にあった

(これは、京阪くずは駅周辺と一部京阪八幡市駅周辺のバス路線を京阪バス枚方営業所との共同管理があった名残)


貸切車は、ハイシーズンになると、京阪バスに貸し出されて、京都市内定期観光バスの続行便として運行する場合がある


京阪宇治バスの名物はこれ!!


まさやんの鉄道話-京阪宇治バスHM









ヘッドマークが取り付けられ、図柄は萌え系から、宇治の名所まで数種類あります

今回は萌え系ですw

このヘッドマークは一部路線運用車に取り付けられています



今回はもう一社紹介します


まさやんの鉄道話-京阪京都交通ロゴ

京阪京都交通








京阪京都交通は平成15年4月に設立され、同年7月に旧・京都交通から路線バス事業を全て譲渡され、京阪系列となった会社で、京阪バス100%出資の子会社である

本社は京都府亀岡市にあり、本社と併設で亀岡営業所、京都市西京区に西京営業所がそれぞれあります

西京営業所は平成20年10月に開設された新しい営業所で、それまでは同じ西京区に中山営業所がありましたが、手狭になったため、移転したものです

旧・京都交通は、会社更生法適用を受け、旧・京都交通舞鶴支社管轄路線は、大阪市に本社がある日本交通が引き継ぎ、新生京都交通となっています

亀岡市から委託を受け、コミュニティーバスの運行を亀岡営業所が担当しています


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-京阪京都交通前面








日野ブルーリボンⅡノンステップバスです

(所属は西京営業所)

今回に限り側面写真がありません・・・・

しかし、この車両は京阪バスと同じのため、省略ということでw

前面には、京阪電気鉄道の社章が付いています

親会社である京阪バスには付いていません


まさやんの鉄道話-京阪京都交通後面













後姿です

塗装も親会社である京阪バスと同じであるため、変わりませんねぇw

社内番号は親会社である京阪バスとは異なり、英文字は所属営業所を示しています

(Nは西京営業所で、本社・亀岡営業所はKとなる)


車両はいすゞ製が少なく、親会社である京阪バスからの転属車のほか、かつては南海バスや大阪市交通局からの購入車も多かったが、現在でも残っているのは神戸市交通局からの購入車のみで、亀岡営業所に特定輸送用予備車に大阪市交通局から購入した1台が残っているのみである

親会社の影響で、日野と三菱製が多く、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製はほぼない

平成18年度投入車両からは、自社購入が増えてきている


塗装は、引き継ぎ当時の京都交通塗装であったが、徐々に親会社の京阪バスと同じ塗装となり、新製投入車はすべてこの塗装となっている

また、残っている旧・京都交通引継ぎ車も経年廃車以外はこの塗装に塗り替えている


車体は純正を基本としており、親会社の京阪バスからの転属車も純正車体のためで、旧・京都交通時代も自社投入車は純正で、購入車のうち、一部に西工製があったのみ


バス路線は亀岡営業所が亀岡市内を中心に展開、西京営業所は京都市西京区を中心にそれぞれ展開しており、一部路線は亀岡と西京の共同管轄となっている

(共同管轄路線の一部は京都駅発着)


また、立命館大学びわこキャンパス直行便や京都学園大学直行便を運行し、一部大学のスクールバスを受託し、そのうちの一部は一般路線運行している

立命館大学びわこキャンパス線はグループ会社の京阪宇治バスとの共同運行で、唯一の滋賀県内路線でもある

(車両が京阪宇治バスは路線バス仕様であるが、京阪京都交通は貸切落ちのバスで、豪華さはこちらのほうが上である)


平成18年8月までスルッとKANSAI協議会に加盟しておらず、加盟までスルッとKANSAIカード全てが使用できず、全路線使用可能になったのは平成20年3月までかかった

また、大学路線はほぼすべてスルッとKANSAIカードが使用できる

(使用できない路線は立命館大学びわこキャンパス線のみ)



今回はここまで


次回は京阪系列のラストを飾る京都バスです


ではまた






















こんちわ~まさやんです


当分、バスまつりのネタが続きますw


今回は、前回予告の通り、系列ごとの紹介です


では、今回はこの系列です!!!


まさやんの鉄道話-京阪グループロゴ
京阪電気鉄道系列






京阪電気鉄道系列は、京阪バス・京阪宇治バス・京阪京都交通・京都バスの4社が協議会に参加しており、非加盟では江若交通と京福バスがあります

(写真は京阪系列共通ロゴマーク)



まさやんの鉄道話-京阪バスロゴ
京阪バス







京阪バスは京都市南区に本社があり、営業所は、大阪府内に6営業所(枚方・交野・寝屋川・香里団地・高槻・門真)、京都府内に4営業所(京田辺・男山・洛南・山科)、滋賀県内に1営業所(大津)の計11営業所を抱え、京阪沿線とJR学研都市線沿線を中心に路線を展開しています

京阪シティバス・京阪京都交通・京阪宇治バスは京阪バス100%出資の子会社で、京阪バスは京阪電気鉄道100%出資の子会社である

京阪シティバスは平成11年4月に分社化された会社で、本社は京都市伏見区にあり、京阪バス洛南営業所内にある

主に、京阪淀・京阪中書島・JR山崎を発着する路線を担当している


昭和24年に戦時合併していた京阪神急行(現・阪急電鉄)から分離して、京阪線のフィーダ輸送を行うため、京阪自動車が設立されました

昭和47年に現在の京阪バスに商号変更され、塗装は分離後から変わっていない


大津営業所はグループ会社の江若交通に、寝屋川営業所は子会社の京阪シティバスに、京田辺営業所は子会社の京阪宇治バスにそれぞれ運行業務を委託しており、平成22年3月末までは枚方営業所の一部運行業務を京阪シティバスに委託していた


京都市交通局バス営業所の内、平成17年3月から梅津営業所管轄の一部路線を、平成18年3月から九条営業所の一部路線をそれぞれ委託を受け、平成19年3月から両営業所からの委託路線が増えた

平成13年3月から横大路営業所管轄の一部路線の委託から始まったが、平成23年3月末をもって横大路営業所路線委託業務は終了した




今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-京阪バス前面











大阪地区に配置されている日野ブルーリボンⅡノンステップバスです


まさやんの鉄道話-京阪バス側面











側面です

京阪バスでは、一般路線に使用する車両に広告類が少なく、ラッピングバスになることが多く、今回の展示車両でもたった1箇所のみとなっている


まさやんの鉄道話-京阪バス後面











後姿です

最初の写真でも写っています英文字1字-数字4桁は、京阪バス社内番号で、後ろにも書かれており、社名も入っています(路線バス用業務無線呼出番号とは異なる)

今回展示のバスは、N-3215号車で、意味は、大型路線-日野製・大型車体・投入順となっています


京阪バスは、京都市交通局と共同運行で、京都市内定期観光バスの運行を行っています


コミュニティーバスは、守口市・門真市・大東市・四条畷市・枚方市・八幡市・久御山町からの委託を受けており、京阪バス単独で路線免許を取得した1路線と、旧・京阪宇治交通からの引継いだ3路線で運行している

コミュニティーバスは営業所ごとに名称が決まっており、寝屋川管轄がタウンくる(守口市・門真市・大東市・四条畷市の4市にコース設定)、門真管轄が四条畷市コミュニティーバス(タウンくるとは別ルート)、枚方管轄が枚方市内100円バス、男山管轄がコミュニティやわた、京田辺管轄が久御山町のってこバス(東コースを担当し、西コースは子会社の京阪宇治バスが担当)で、一般路線として高槻管轄の枚方出口線と男山管轄のくずは男山循環・くずは丘コミュニティバス、京田辺管轄の京阪東ローズタウンコミュニティバスをそれぞれ運行している


関西空港リムジンバスも運行しており、共同運行会社は3系統とも南海グループの関西空港交通で、京都駅八条口~高速京田辺~関西空港間(京都系統)と樟葉駅~枚方市駅前(ラポールひらかた前)~寝屋川市駅~関西空港間(枚方系統)、守口市駅前~大日駅前~関西空港間(守口系統)の3路線を運行しているが、京都系統のみ大阪空港交通も共同運行会社となっている

京都系統の一部は出町柳駅前・二条駅前発着便があり、京都・枚方両系統は平成22年3月から第二京阪自動車道経由に変更された

担当営業所は京都系統は洛南、枚方系統は枚方、守口系統は門真となっており、リムジン専用車が配置されている


車両は、国内4メーカー全てが投入されており、夜行高速バスからコミュニティバスまで、幅広い車種が11営業所に配置されている(夜行高速バスのみ枚方に配置)

なお、大阪府条例で走行できない車両は、京都地区又は大津地区へ転属、これ以外は他事業者への売却されるか海外へ売却となる

なお、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製は、旧・京阪宇治交通からの引継ぎ車が多かったが、経年による車両入れ替えと子会社である京阪宇治バスへ転属したため、その数は激減した


車体は純正を基本とし、西日本では多く採用されている西工製ボディはほとんどない


山科営業所には、比叡山への路線があるため、三菱製高出力車の配置がある

(かつては、純正搭載車設定が無かったため、改造車扱いで、ターボを積んでいた)

これは、現行車種でターボ付高出力車が三菱製しかないため

また、山科営業所所属車は、一部路線でノンステップバスが使用できず、今も昔懐かしい前後扉ツーステップ車が多く残っている

(これは大津営業所も同じであるが、大津の場合は大阪地区経年車の転属)

(営業所付近の道路状況が悪く、ノンステップバス運行には支障をきたすためで、ワンステップ車は新製投入されていた)

山科営業所管轄の一部路線を除き、京都市が発行する敬老福祉乗車証が使用できる

(これは、一部路線が京都市交通局バス路線の代替路線となっているため)

平成22年11月末まで、山科・大津管内の全てのバスはスルッとKANSAIカードが使えなかった

(年3回発売されるスルッとKANSAI2DAY・3DAYカードのみ乗務員に提示すれば使用可であった)

また、今年2月末まではPITAPAカードも使えなかった

(大阪地区は平成22年3月から全路線でPITAPAカード使用可となっている)


平成20年10月17日まで、平日に限り、大阪市内である京阪京橋まで京阪バスは路線を持っていました

(発着地は京阪の高架下にある大阪市交通局のバスと同じところにありました)

廃止直前は3往復のみの細々としたものでした

(まさやんも見たことがありますし、1度だけ京阪京橋~京阪守口市駅まで乗りました)

なお、この経路(京阪バスでは系統ではなく経路と表記する)は途中の土居から寝屋川市駅までは今も残っています

(廃止前は京阪京橋~土居~京阪守口市駅~仁和寺~京阪寝屋川市駅間の路線でした)


京阪淀駅近くにあるJRA京都競馬場へのアクセスとして京都競馬場とJR山崎・阪急水無瀬を結ぶ路線があり、開催日と場外発売日に運行するため、近隣の枚方・高槻・香里団地・男山の各営業所となんと山科営業所からも応援に来るというw

車両はJR山崎発着便については、制約が無いが、阪急水無瀬発着便は大阪府条例に抵触するため、京都ナンバーの山科担当分は適合車シールがついている車両限定となる

(基本は前後扉ツーステップ車のみしか運用しない)

京都競馬場と駐車場を結ぶシャトルバスも京阪バスが運行しており、担当営業所は男山と山科

(平成21年12月から一旦山科の管轄から離れて男山のみであったが、翌年春から山科管轄が復活し、現在は共管)


大阪市内発着便は先の京阪京橋発着便廃止で、夜行も含む全路線から消滅した

(大阪市内に車庫も無いので、京阪バスのナンバーは全て大阪・京都・滋賀ナンバーのいずれかだけ)


やっぱ系列で収まらないかもw


次回は京阪宇治バスから始まりますw


ではまた










こんちわ~まさやんです


今回も引き続き、バスまつりでの展示車両を紹介します


第3回目は南海バスです



まさやんの鉄道話-南海バスロゴ
南海バス









南海バスは大阪府堺市堺区に本社があり、本社には整備工場があり、堺・泉北・東山・光明池・河内長野・空港の6営業所と堺営業所金岡車庫があり、堺市内を中心に路線を展開しています

元は南海電気鉄道自動車部でしたが、平成13年10月に南海電気鉄道100%出資の子会社に分離されました

南海バスの営業所の内、光明池・河内長野・空港の3営業所のナンバーは従来どおり和泉ナンバーであるが、堺市内にある3営業所のナンバーは平成18年10月以降の新製投入車及び転属車にはご当地ナンバーである堺ナンバーとなっている

また、平成19年4月より大阪市交通局井高野営業所の業務委託を受託している

(大阪市交通局のバス営業所では唯一の民間委託となっている)


コミュニティーバスは堺市・大阪狭山市・和泉市・河内長野市の委託を受けている

(なお、堺市美原区(旧・美原町)のみ、近鉄バスとの共同運行となっている)

関西空港島内の路線バスのうち、国際貨物地区線は日本でも珍しい毎日終夜運行している路線である


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-南海バス前面







なんば~徳島・高松間等で使用される日野セレガです

(所属は堺営業所)

前面向かって左に南海のロゴが入っています


まさやんの鉄道話-南海バス側面その2

まさやんの鉄道話-南海バス側面その1







塗装は関西空港リムジンバス(SORAE)と同じですが、リムジンバス専用車にはエアポートリムジンのロゴが入っており、高速バス専用車にはこのロゴがありません


まさやんの鉄道話-南海バス後面









後ろ姿です

ここにも大きく南海のロゴが入っています

リムジンバス専用車にはここにもエアポートリムジンのロゴが入ります



一般車両は堺駅前~堺東間(通称・堺シャトル)と堺東駅前~西区役所前間(通称・鳳シャトル)、それに泉ヶ丘駅前~近畿大学医学部付属病院前~金剛駅前間(通称・泉北コミュニティバス)の3路線は特別仕様車が専属で運行される以外はほとんどが南海バス通常塗装車(ホワイトをベースにオレンジとレッドがあしらわれている)の運行となる

なお、泉北コミュニティバスで運用していた車両の一部が空港営業所に転属している

堺シャトルはこの地域では珍しく前乗り後降り方式を採用している

(これは、堺市内均一運賃区間であり、なおかつ早朝・深夜を除きほぼ6分間隔運転をしているため


車両は昨年久しぶりにいすゞ製CNG(液化天然ガス)車2台を投入したため、国内4メーカー全てが投入されている

日野製が多数を占め、ついで三菱製が多く、日産ディーゼル(現・UDトラックス)製は一般路線車には投入されず、関西空港リムジンバスのみに投入、いすゞ製は過去に数台投入しただけで、関西空港リムジンバスには一切投入されていない


リムジンバスの南海単独運行分は、河内長野駅前~関西空港間、金剛駅前・泉北ニュータウン~関西空港間、そして、今年から運行開始のなかもず駅前・堺東駅前・堺駅西口~関西空港間で、共同運行ではUSJ・茨木・西宮・姫路・桜井駅前・大和八木駅前・高田市駅・徳島駅前・丸亀・高松・津山・岡山駅前の各地と関西空港を結ぶ路線を運行している

これらの共同運行には全てグループ会社の関西空港交通が入る

共同運行バス会社は阪急バスが西宮発着便、阪神バスがUSJ・西宮発着便、近鉄バスはUSJ・茨木発着便、神姫バスは姫路・津山発着便、奈良交通は桜井駅前・大和八木駅前・高田市駅発着便、徳島バスと本四海峡バスは徳島駅前発着便、JR四国バスと四国高速バスは丸亀・高松発着便、両備バスは岡山駅前発着便、大阪空港交通はUSJ・茨木・西宮発着便となっている



車体は西工製が多数を占めていたが、大阪府条例で運行できない西工製バスは、グループ会社である南海りんかんバスなどに売却されている

現在は純正車体を基本としている


高速バスでは、夜行用については平成19年に日野セレガを投入するまで、ずっと三菱製を投入していた

また、夜行高速バス仕様の中には、高速昼行徳島線で使用される車両もあり、この車両のみ夜行高速バスと同じ塗装としており、名称はサザンクロスと呼ばれる


南海バスでは深夜急行バスも走らせており、梅田・なんばから堺東・泉北ニュータウン・和泉府中方面と金剛・河内長野・林間田園都市方面へ平日深夜にそれぞれ1本ずつ運行している

(この急行バスは、唯一和歌山県内に来るバスである)

南海バスの100%出資子会社として、南海ウイングバス金岡と南部があり、南海バス東山営業所と堺営業所金岡車庫の管理委託を南海ウイングバス金岡が行っている


南海ウイングバス金岡は平成11年10月に分離独立した会社で、自社運行路線は1つしかないが、南海バスの一部路線を金岡が委託を受け運行している

本社は大阪府堺市北区にあり、南海バス堺営業所金岡車庫と同じ所在地にある


南海ウイングバス南部は金岡と同じ時期に分離独立した会社で、元は、南海電気鉄道自動車部泉佐野(末期は泉南)営業所でした

本社は大阪府泉佐野市にあり、本社と併設で営業所があり、大阪府岸和田市に岸和田営業所があります

岸和田営業所は、分離してから数年は南海バス本体直轄であったが、ウイングバス南部の管理委託を経て、正式にウイングバス南部に移管されました

平成17年10月からは南海バス空港営業所の運行委託が始り、事実上岸和田市より南全域の旧南海電鉄バス路線を運行している

(なお、貝塚市内には南海系列の一般路線バス路線がなく、水間鉄道が運行しているが、電鉄直営時代は泉大津駅前から国道26号線(現・府道204号堺阪南線)を貫き、泉佐野駅前までの長距離路線があった)


ウイングバス南部は南海泉佐野駅前とJR熊取駅前を中心に路線を展開しています

また、和泉市・岸和田市・泉佐野市・熊取町・阪南市・泉南市のコミュニティーバスの委託を受けており、先ごろ、泉佐野市コミュニティーバスが日野リエッセからポンチョに代替され、熊取町のコミュニティーバスの路線変更を受け、専用で使っていた日野リエッセ1台が一般路線用に配置転換されました


電鉄直営時代は、大阪府泉南郡岬町内の路線バスを受け持っており、分社後も数年間維持されましたが、採算が合わず、結局、南海が撤退し、地元の中日臨海バスに引き継がれました


ウイングバス南部は夜行高速バスのドリーム和歌山号を南海バスから移管され、南海和歌山市駅・JR和歌山駅東口・和泉中央・堺東駅前~新宿駅新南口・東京駅・新木場駅間をJRグループのJRバス関東と共同運行しています


ウイングバス南部の珍車といえば、日産ディーゼル製中型7m車(通称・チョロQ)が、運用されています

このバスは、旧南海電鉄自動車部で唯一の存在で、新製投入からずっと本社・泉南営業所におり、現在はJR和泉砂川駅前・南海尾崎・樽井駅前~イオンりんくうSC間の運用が主となっている

なお、この車両の一部は、南海バス光明池営業所に転属している

(まだ、岬町内に路線が残っていた頃は、専属でした)


今回はここまで


地元を走る南海系列のバスを中心にお送りしましたが、次回からは系列ごとの紹介となります


次回は京阪系列です


ではまた



















ども~まさやんです


今回は前回に引き続き、バスまつりでの展示車両をご紹介します


今回は、世界遺産高野山内と橋本市内を走る南海りんかんバスです


まさやんの鉄道話-南海グループロゴとこうやくん




南海りんかんバス
まさやんの鉄道話-南海りんかんバスロゴ















南海りんかんバスは、和歌山県橋本市に本社があり、本社と併設で橋本営業所、南海ケーブル高野山駅前に高野山営業所があります

元は、南海電気鉄道自動車部橋本営業所と高野山営業所でしたが、平成4年、地域分社の形で、本体から分離独立しました

(この分社化が南海電気鉄道自動車部全体の分社化のさきがけとなった)

また、橋本市コミュニティーバスの委託を受けています

和歌山県内を走る南海グループのバスのうち、唯一路線バス用業務無線を全車搭載しています

(これ以外は和歌山バス那賀の一部車両のみしか搭載していない)

(関西空港リムジンバスを運行する和歌山バスは高速車のみ搭載している)

今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-南海りんかんバス前面










和歌山県内にわずか2台しかない日野ブルーリボンシティハイブリットです

(所属は高野山営業所)


まさやんの鉄道話-南海りんかんバス出入口側









塗装は旧南海電鉄バスを彷彿とさせるもので、車体の両サイドに高野山のマスコットこうやくんが書かれています


まさやんの鉄道話-南海りんかんバスハイブリットノンステロゴ

まさやんの鉄道話-南海りんかんバスハイブリットロゴ









ハイブリット車の証であるロゴもちゃんと入っており、また、両側面上部にはハイブリットノンステップバスのロゴもちゃんと入っていますw


2台しかないこのバスは高野山内の高野山駅前~奥の院間を中心に、まれに橋本市内路線にも入ります


これ以外のバスは南海バスと同じ塗装となっており、三菱製中型車の1台は旧南海電鉄バスの塗装を復刻して運用しています


電鉄直営時代は、大阪府内の営業所から夏季のみ大型車の借り入れがあり、高野山内の路線で使われました


車両は三菱製が多く、その次に日野製が入っており、いすゞと日産ディーゼル(現・UDトラックス)製の車両は全く配置されていません

(電鉄直営時代から日産ディーゼル製一般車両では小型の一部を除き投入されなかったが、関西空港リムジンバスのみ投入されました)


車体は西工製が多く、純正は分社後に投入され、大阪府内からの転属車の多くが西工製ボディを積んだ車両が来ました


高野山営業所には、珍しい車両たちがいます

道が狭く、中型でさえ入らない路線用に、三菱製中型7m車がおり、これが入るまで、なんとマイクロバスの改造車で4輪駆動車が使用されていました

(マイクロバスの4輪駆動車の路線バス仕様は、岐阜県にある濃飛バスにあるだけで、日本では珍しかった)


4月から11月にかけては、高野山駅前~奥の院前~ごまさんスカイタワー間の急行バスを走らせ、スカイタワーで和歌山県田辺市に本社がある龍神自動車の急行バスに連絡し、スカイタワー~龍神温泉~紀伊田辺駅前間の急行バスに乗ることが出来る

(現在、台風12号の影響により運休中)

また、「立里の荒神さん」として親しまれている立里荒神まで、高野山駅前から急行バスが走っています

(上記2路線とも2往復運行であるが、立里荒神急行バスは冬季1往復運休)

また、この2路線とも座席定員制となっており、車両は三菱製中型トップドア車が専用となっている


※立里荒神社は奈良県野迫川村にあります

(まさやんも母の運転する車で何度と無く和歌山から行きましたw)


これ以外の特徴は、和歌山県内では南海りんかんバスだけが大型11m車の新製投入が続いている

(これは、南海高野線林間田園都市駅前発着のバスで、南海電鉄が開発して出来た住宅地を回るのと、この地に私立初芝橋本高等学校があり、通学生徒の輸送に当たるため)


また、数年前までは和歌山県を飛び出し、奈良県五條市にある五条バスセンターまで路線を持っていました

(五条バスセンターは奈良交通が管理しており、奈良交通はスルッとKANSAIカードが全く使用できず、独自のICカードCI-CA(シーカ)のみが使用できるため、奈良県内では、生駒市内まで来る京阪バスとともに飛び地で使えていたスルッとKANSAIカードリーダ搭載車両であった)


現在、奈良交通ICカードはPITAPAとICOKA対応となっている

(なお、奈良交通はスルッとKANSAI協議会加盟会社です)


南海バスの大阪府内営業所から転属してくるバスの多くは大阪府条例で運行できなくなったバスが多く、規制のゆるい和歌山県内のグループ会社に売却又は転属となる

(法定車検は大阪府泉南郡田尻町にある南海車両工業で受けるため、和歌山県内のグループ会社のバスがここまで特例で運行できる)

なお、グループ会社のうち熊野交通のみ自社車検となっている

(南海車両工業は南海グループです)


また、最後まで旧型車が残り、有名なのは三菱製中型車(形式 K-MK115J)2台が残っていました

(この車両は最後まで残った一般路線用で、ナンバーは和1文字でした)



今回はここまで


次回は南海バスです


ではまた









こんちわ~まさやんです


今回は、前回予告の通り、9月25日に園田競馬場で行われたスルッとKANSAIバスまつりで展示されたバスをご紹介します


第1回目はまさやんの地元を走るバスです


まさやんの鉄道話-和歌山バスロゴ
和歌山バス









和歌山バスは、和歌山県和歌山市に本社があり、本社と併設で和歌山営業所があり、南側終点海南藤白浜には海南出張所(旧・海南営業所)、南海電気鉄道の南の基点駅和歌山市駅には和歌山市駅運輸区があり、この3箇所に車両が配置されています

元は昭和46年3月末で廃止になった南海和歌山軌道線の代替バスとして、南海電気鉄道自動車部の一員として運行を開始しましたが、昭和50年、和歌山バスとして分離独立しました

運行範囲は和歌山市内と海南市内を中心に一般路線を、高速バスは和歌山~田辺・白浜間と関西空港リムジンバスを運行しています

(和歌山白浜線は近鉄グループの明光バスと、関西空港リムジンバスは南海グループである関西空港交通と共同運行しています)

夜行高速バスは和歌山・泉ヶ丘・堺東~東京ディスニーランド・京成上野・横浜間を京成グループの成田空港交通と共同運行しています

和歌山バスは南海電気鉄道100%出資の子会社で、南海グループに入っています


今回の展示車両はこちら!


まさやんの鉄道話-和歌山バス高速車前面









関西空港リムジンバスや和歌山白浜線で使用する日野セレガです

(所属は本社和歌山営業所)

大阪府の条例により、新排出ガス適合車以外の乗り入れが出来なくなったため、投入しました


まさやんの鉄道話-和歌山バス高速車後面









高速車の後ろ側です

目立つように和歌山の文字と前面に入っているロゴと夜行高速バスサウスウエーブのロゴが入っており、会社名も入っています


まさやんの鉄道話-和歌山バス高速車側面









側面も後ろ側と同じロゴが入っています


関西空港リムジンバス運行当時は、関西空港交通と同じ塗装でしたが、経年による車両入れ替えの際、独自性を出すため、夜行高速バスと同じ塗装になりました


今回は車両展示していませんが、和歌山バスの子会社として和歌山バス那賀があり、本社は紀の川市藤崎(旧・那賀町)にあり、紀ノ川筋を中心に路線を展開しています

また、紀の川市桃山町と岩出市・かつらぎ町のコミュニティーバスの委託を受け、岩出・紀の川両市を走る紀の川コミュニティーバスも委託されています

元は同じ和歌山バスで、那賀営業所でしたが、平成3年に地域分社の形で分離独立しました

共同運行では、岩出駅前~根来~JR和泉砂川駅前~南海樽井駅前の路線と粉河駅前~犬鳴山~大阪体育大学前~熊取駅前の路線を同じ南海グループの南海ウイングバス南部と運行しています

(粉河熊取線は運行開始当初、南海電鉄バス(現・ウイングバス南部)と水間鉄道との3社共同運行でしたが、現在は和歌山バス那賀の単独運行となっている)

この2路線のみスルッとKANSAIカード全てが使用できず、現金または専用回数券のみが使用できる


関西空港リムジンバスでは、和歌山から関西空港を経由して神戸・三宮と京都駅前・大阪空港間の乗り継ぎ割り引き切符を発売しており、特に大阪空港へ行く場合は、1回の乗換えのみでスムーズに行けるため、利用者が多い


一般車両は本社・和歌山営業所に大型・中型の配置があり、海南には大型と小型のみ、和歌山市駅には本社と同じ大型・中型の配置となっており、メーカーは国内4社全て投入されている

大型は海南に三菱製、本社・和歌山市駅には日野・いすゞ・日産ディーゼル(現・UDトラックス)製がおり、中型はロングボディーとそれ以外に分けることが出来、海南には大型と同じ三菱製が、本社・和歌山市駅には4メーカー全てが配置されている

小型は海南に2台と本社に2台あるが全て日野リエッセで、本社所属のみトランスミッションがATとなっている

(海南所属車は一般路線の亀川線専用で、本社所属車は予備となっているが、元は和歌山県立医大病院とJR紀三井寺駅を結ぶ路線専用であったが、紀三井寺駅改装後、医大病院側に出口が設置されたためお役ごめんとなった)


なお、高速車は全車本社・和歌山営業所に配置されている


和歌山バス那賀は、大型車配置が無くなり、中型と小型のみとなり、全車本社・那賀営業所に配置されている

メーカーはいすゞ以外全てあり、コミュニティーバス専用でトヨタ・ハイエースが配置されている

また、南海グループの中で御坊南海バスとともに、日野ポンチョロングボディー車が1台配置されている


また、和歌山バス・和歌山バス那賀ともに、南海バスからの転属車が投入されている

(特に和歌山バス那賀は南海バスから日野リエッセと日野レインボーツーステップ車が転属している)

車体は純正を基本としているが、関西空港交通から転属してきた和歌山バスの大型車や和歌山バス那賀の中型車は前中扉車であったため、バリアフリー法施行前でもあったため、違和感があったが、現在の新車投入はこの扉位置のみであるため、違和感が払拭されつつある


車体塗装は和歌山バスがホワイトを基調にレッドとブラウンが使われ、和歌山バス那賀は同じくホワイトを基調にブルーとオレンジが使われています

平成6年和歌山マリーナシティーで行われた世界リゾート博覧会では和歌山バスがシャトル運行を行っていた関係で、これにあわせ、オーシャン塗装と言われているスカイブルーを基調に海をイメージした塗装車が投入され、その後もこの塗装が維持され、今も一部車両が当時のまま走っています

ラッピングバスも増えてきており、特に結婚式場のラッピングバスはイメージキャラクターであるマナカナが使用されており、なかなか好評である

(現在のラッピングで2代目になり、2台走っています)

海南に配属されている三菱製中型断面車は、この地域では珍しい西工ボディであるため、注目度が高い

(かつて、JR和歌山駅~本町2丁目~南海和歌山市駅間を走っていた和歌山シャトル専用車が西工ボディで、なおかつハイグレード車であったため、一般車運用より乗客が多かったw)


今回はこれまで


次回は南海りんかんバスについてです


ではまた










お久しぶりですねぇ~まさやんですw


今回は、9月25日に行われたスルッとKANSAIバスまつりに出撃してきましたw


今回で11回目を向かえるこのまつりは、スルッとKANSAI加盟各局のバスの展示、グッズ販売などが行われ、毎回盛況しています


まさやんの地元和歌山でも第4回が開催されており、このときは周辺道路が大渋滞だったのをよく覚えていますなぁw


会場はこちら!


まさやんの鉄道話-会場入口









今回は兵庫県尼崎市にある園田競馬場が会場となりました

園田競馬場は通常、休日にあたるこの日は閑散としているのだが、この日ばかりは、大盛況w

(園田競馬場は地方競馬になるため、GWと年末年始以外非開催日となる)


まさやんは前日、大阪で友人と遊んでいたため、カプセルホテルに泊まり、この日、久しぶりに阪急電車に乗り、園田に向かいました

園田駅を降りたら・・・・・会場行直行バス乗り場までながぁ~い列が出来ていました

(まさやんは梅田10時11分発三宮行普通に乗って向かった)


会場までの臨時バスは阪急バスと尼崎市交通局が担当しました

(元々、両方ともこの地域に路線を持ち、園田競馬開催時に臨時バスを担当するため)


このまつりは主催 スルッとKANSAI協議会、後援 兵庫県・尼崎市、特別協賛 近畿バス団体協議会、協力 兵庫県競馬組合で行われました


バスの展示は、大阪市交通局・京都市交通局・神戸市交通局・尼崎市交通局・伊丹市交通局・高槻市交通局・近鉄バス・阪急バス・京阪バス・阪神バス・南海バス・奈良交通・南海りんかんバス・和歌山バス・神姫バス・神鉄バス・京阪宇治バス・京阪京都交通・京都バス・水間鉄道・神戸交通振興に加え、特別参加のしずてつジャストラインと西宮・小野・豊岡・明石・朝来各市のコミュニティーバスも展示されました


グッズ販売はバス会社に加え、私鉄5社とスルッとKANSAIに加盟している嵐電(京福電気鉄道)や非加盟の全丹バスも参加していました



次回は、展示車両についてです


ではまた






こんにちわ~まさやんです


今回の台風12号はまさやんの地元和歌山で大変な被害が発生しました


また、友人A氏の母方の実家のある三重・御浜町でも被害が確認され、熊野市に住む鉄道趣味の友人の協力を得て、JR東海管内紀勢線の被害状況を報告してもらいました


今回の台風は速度が遅く、また、紀伊半島の南東斜面に暖かく湿った空気が常にぶつかる状態で、大雨となりました


鉄道の被害も大きくなりました


JR西日本管内では、JRきのくに線紀伊天満~那智間にある那智川橋梁が大雨による増水で橋台が損傷し、けたが落下

紀伊日置~椿間にある紀伊日置変電所が水没、その近くにある踏切が土砂崩れにより破壊されました

台風の影響で、一時新宮駅構内と白浜駅構内が水没し、車両が水につかりました

オーシャンアロー編成が今も1編成が新宮駅構内に取り残されたままとなっており、新宮市のHPからライブカメラで確認しました

この影響により、現在も白浜~新宮間が不通、特急はオーシャンアローが全て運休、くろしお系統は全列車白浜までの運行となっています

普通電車は和歌山~御坊~紀伊田辺間は通常運行となっているが、御坊発朝1本は車両都合がつかないため運休中

紀伊田辺からは白浜まで運行しているが、白浜から先へはバス代行輸送が一部区間で行われている

JR東海管内では、尾鷲~新宮間が不通、特急ワイドビュー南紀は2往復が運休、残り2往復は尾鷲で折返し運転をしており、尾鷲~新宮間は特急に接続してバス代行輸送となっている

普通は紀伊長島または尾鷲で折返し運転中で、一部列車は運休


南海電鉄でも高野線橋本~紀伊清水間にかかる紀ノ川橋梁が増水により橋台が6センチ傾き、線路が12mmずれているため、この区間はバス代行輸送、高野線はなんば~橋本間と紀伊清水~極楽橋間での折返し運転となっている

極楽橋直通の特急・快速急行・急行は全て橋本で折り返している


JR・南海とも現時点では復旧のめどが立たない状態で、南海は紀ノ川の水が減少すれば、早急に調査し、復旧工事に取り掛かるとのこと

JRは被害が大きく、復旧工事を行うとしても、道路状況が極めて悪く、作業員すら近づけない状態となっている


放送局でも被害が


和歌山県をエリアとする和歌山放送ラジオは、新宮市内にある新宮支局が停電で、本社との放送回線が使用できず、ラジオカーの電波を送受信する回線が使用できなくなった

そのため、現在は携帯電話により、新宮支局のパーソナリティーの情報を流している

田辺市内にも田辺支局があるのだが、こちらは被害が無く、支局と本社との回線があるため、ラジオカーからの回線が使用できる



今回の台風による被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます














お久しぶりでございます~まさやんです


今回は、車両シリーズ 南海編 第7回といたしまして、8200系をご紹介します



まさやんの鉄道話-南海8200系

南海8200系








南海8200系は、昭和57年から60年にかけて、6連固定編成3本の18両が、東急車輛で製造された


電機子チョッパ制御装置搭載の初代8000系は、電力回生率が30~32%と高い実績を示し、期待通りの成果を出したが、電機子チョッパ制御装置は製造コストが高く、また、勾配区間におけるバックアップ機能が搭載できないことを踏まえ、今回の新造計画において、電機子チョッパでいくか、低コストで製造できる界磁チョッパにするかとなり、南海では、コスト削減することとし、また、勾配区間におけるバックアップ機能が界磁チョッパ制御装置では搭載可能となるため、界磁チョッパ制御の8200系を製造した


3次に分けて製造したため、細部が異なっている


1次車は、昭和57年3月、2次車は昭和59年3月、3次車は昭和60年8月にそれぞれ製造


主要機器は、制御装置が三菱製界磁チョッパ制御のFCM-218-15MRDとなり、主電動機は界磁チョッパ制御に合わせるため、南海初の直流複巻式となり、三菱製のMB-3280-ACで、出力は狭軌最大級の160kWとなった

制御装置は電力回生制動及び抑速制動付他励界磁チョッパ制御方式となった

チョッパ制御装置にはGTO(Gate Turn Off)サイリスタを採用、これにより小型軽量化をはかり、主回路モードで力行・惰行・制動の各動作を行う

また、停止回生制動及び抑速回生制動失効時には直ちに発電制動に切り替えるため、発電制動用抵抗器を搭載した

電動発電機は初代8000系2次車と同じTDK-3345-A(ブラシレス・出力140kA)を中間偶数電動車に、空気圧縮機は低騒音型のC-2000Lを電動発電機と同じく中間偶数電動車にそれぞれ搭載した

台車は住友製S型ミンデンで、電動台車は強度アップを図ったFS-392Bとなり、付随台車は6200系から同じFS-092となった

冷房装置は三菱製集約分散式のCU-191A(冷房能力10500㌔㌍/h)を4基搭載、パンタは6200系と同じPT-4803-A-Mを中間奇数電動車に2基搭載している

基礎ブレーキ装置は片押し式で、制動装置は初代8000系と同じHSC-Rとなる(先頭車の制動装置はHSC)

連結器は他系列と連結しないため、電気連結器を省略している

車内は、冷房吹き出し口を車内中央に設置、車内灯・車内スピーカー・つり革の位置も同一方向にあわせ、複雑な車内見付を改善

南海では初めて、三菱製補助送風機(通称・ラインデリア)を設置し、ラッシュ時や湿気が高い時期に快適な車内居住性とした
まさやんの鉄道話-南海8200系その2











車体は軽量ステンレス鋼体となり、先頭車前面ガラスが拡大され、外周にはFRP製の飾りがつき、新造当初から先頭車前面貫通扉に車号板が取り付けられた

また、列車無線アンテナが新型のMPS-E-179-Aとなり、取り付け位置が従来の先頭車中間部から乗務員室上となった

(写真は南海電車まつりにて)

(写真協力・友人A氏)


1次車はこの仕様で製造、2次車は力行直並列切替時のショック防止のため、抵抗値が変更され、直列回生制動失効時のショック防止ブレンディング回路を追加、車内ではつり革の持ち手形状が変更された(ブレンディングとは電空切替時における制動力落ち込み防止の意味)

3次車は、当時製造していた本線用9000系と同様に、主電動機は界磁絶縁をF種からH種に変更した

MB-3280-BCに、前照灯をシールドビーム化、側面車側表示灯を2段化、前面外周の飾りが9000系と同じとした

また、劣化しやすいゴム系は全て黒色となり、冷房装置はロータリーコンプレッサ搭載のCU-191Bに変更された


これ以降の改造工事は、昭和62年11月に中間奇数電動車に搭載しているチョッパ制御装置にモニタ装置設置工事を受けている

モニタ装置は制御装置の外側に取り付けられた


平成6年2月から12月にかけて、現行塗装に変更され、平成7年3月から5月にかけて、トランスポンダ式列車種別選択装置及び乗務員室内スタフELディスプレイ交換工事を受けた


編成はなんば側からTc1-M1-M2-M1-M2-Tc2の固定編成

6連3本18両全て、小原田検車区に在籍しているが、運用上千代田検車支区をベースにしている


運用は6連運用可能の全ての種別に入る


なお、平日朝ラッシュ時急行に設定されている女性専用車がない

これは、6連固定運用限定で、多系列併結ができないため


高野線唯一の界磁チョッパ制御車であり、両数も少なく、写真撮影は苦労しますw

でも、休日ダイヤでは各駅停車運用に入ることが多く、また、泉北準急にも入るため、平日よりは狙いやすいかもね




さて次回は・・・・


本線唯一の界磁チョッパ制御車9000系です


ではまた電車