↑敦賀乗り換えと全席指定席となったサンダーバード号。


     ↑関空特急はるか号。2024年4月撮影。

関空特急はるか号は登場時は全席指定席だったと思う。
その当時、高齢者が乗り遅れて、ちょっとした論争になったことも。乗り換え時分には個人差がある。自由席を設けることで解決したようだ。
ただ、自由席があれば先を争って走る人もいる。快速乗継の駅でも走らないで、とアナウンスする駅員も見られる。
オール指定席なら走る必要もないだろう。しかし、個人の事情があったり列車の遅れなどが複雑に作用し、一長一短であろう。

    ↑自由席が設定され乗り換えトラブルが解消したはるか号。

オール指定席の流れは発券システムの多様化も寄与しているようだ、。かつてのように、窓口に並んで以外でも購入が可能だ。発券情報から車内改札が省略できたりするケースもあるらしく、人件費の節約にもなるだろう。

オール指定席は静かな大人の世界という印象がある。
しかし、先ほどの高齢者のケースのように全てがスムーズにとはいかない。それに対応する緩衝材のような役割をしてきたのが自由席であるような気がしないでもない。