↑ 尼崎に進入する明石の201系C5編成。321系の投入により転出予定。2006年1月。

201系の活躍もカウントダウンとなったようだ。最後まで残っている奈良のウグイス色が221系のさらなる転入により置き換えられる予定という。
関西における201系は明石区に投入されたスカイブルーの7連が東海道、山陽本線の緩行として国鉄時代から活躍してきた。チョッパ制御の省エネ車だ。
それもJR東西線からみの一体運用化で321系と207系に後を託し、同僚の205系と共に転出することになった。
その晩年の明石車の活躍シーンから。
運用は東海道、山陽本線の西明石~京都がメインでラッシュ時には加古川、草津にも乗り入れていた。また福知山線新三田、湖西線堅田までの運用も存在した。

     ↑非リニューアルは明石時代のみ。明石電車区は網干総合車両所明石品質管理センターに。
2006年1月。

    ↑伊丹に進入する新三田ゆきC26編成。置き換えを前に体質改善工事が進行しており、転出は施工済み編成から。2005年12月。

    ↑元町で顔を合わせた同僚の205系A2編成とC20編成。2006年1月。

321系の投入で明石を去ることになった201系と205系。
201系は森ノ宮と奈良に、205系は日根野、宮原、日根野、奈良に。奈良で再会することになるが201系が先の引退になるようだ。
奈良といえば221系の大量配置になっている。205系も界磁添加励磁制御であり、そうした点でも管理がしやすいのかもしれない。

緩行電車は京都4番ホームで折り返す。3番ホームの湖西線の電車と並ぶことが多く、そのコラボシーンから。

    ↑湖西線堅田ゆきのC29編成との並び。2005年6月。

    ↑113系阪和色8連も短期間ながら湖西線でも運用された。2005年6月。

    ↑こちらは113系L1編成他の湘南色8連と顔を合わせたC30編成。2005年10月。

   ↑117系C16編成改と並ぶC9編成。2005年9月。

森ノ宮に転出した体質改善編成は一部はスカイブルーのまま使用され4+4編成も出現したが、オレンジ8連と奈良のウグイス6連に統一されていったのである。

*参考「JR電車編成表」交通新聞社2006年冬号