年末年始から湘南6、岡山115系の湘南色編成の併結6連がしばしば見られるようだ。
外観のほか、狭いボックスシートが昭和感を醸しだしていて国鉄時代を懐かしむ、あるいは憧れる層から昨年はアーバンエリアにもお目見えしたりしている。
もっとも転クロに慣れた一般利用客からは首をかしげられているようだが。
D-24+D-22編成も注目したい。↓
特にD-24編成。
3連は4連よりも重宝されているようだ。西川原・就実の7連対応もあるし、4連なら他からも持ってきやすい。同じ湘南色のA-13編成からその2両を調達して、貴重なMc323が生かされたようだ。
このA13編成を含めたA11~A14編成は1993年に下関→広島から岡山に転入してきた。岡山に残存していた非冷房の115系B01 02 04 09の4本を置き換えるためである。姫路寄りクハには自販機を撤去した空きスペースがあった。
しかし、4本揃って活躍したのは一年ほどで、A13編成以外の3本はモハが抜かれ、クハをK編成に組み入れて3500番台モハと組むことになった。
モハ307は広島へ、320は震災による車両需要の増加でいろいろなクハを付けて岡山で活躍したあと、下関に転出したりした。
唯一残ったA-13編成もD-24編成再生に活用され消滅。
K編成に組み入れられたクハも同編成と運命を共に、一足先に消えていったのである。
スポットライトを浴びるD-26 D-27編成とは対照的な感じであった。