113系に追われている頃、その待ち時間やそのコラボでよく321系を目にした。営業運転は2005年12月1日かららしい。
新製車両の福知山への疎開回送や試運転である。↓は営業開始直前の2005年11月のトップナンバーD1編成の試運転が伊丹を発車する所。

通勤型4扉の201系、205系の代替である。これらはJR東西線には乗り入れないので、それを可能にして207系と共通にしたほうが効率がいい。
分割併合の必要もないので7両貫通編成である。各車のモーター数を減らして6M1Tにして重量を平均化している。とりわけ先頭車を電動化したのは異なる傾向である。安定を狙ったのだろう。

元町に入線するD8編成↑とD7編成↓

そして営業を開始した321系サニー。細身のフェイスが精悍だ。
ただ、シートがややふっくらしていないのは最近の新車の傾向か?特にシート端に肘が置けず、やや中途半端なパイプがあるだけなのはソファーのような207系に慣れていると戸惑いを感じた。今ではもう慣れたが。

D1からD9編成まではシングルパンタで登場した。そのあとすぐにダブルパンタ化されたからマメに撮っておいて良かった。これもデジカメを使い始めた効果だろう。

*参考「JR電車編成表」'06夏号