↑塩小路高倉から高架橋でJR線を横断するキュービック81系統。市電もここを渡っていた。全て2007年撮影。

市電の代替系統としては北野線の50系統に続いて、伏見.稲荷線となるのだが、その基幹の市電⑨系統の代替は81系統である。京都駅前から市電終点の中書島をかすめて横大路車庫までゆく。
で、横大路営業所の担当であるが、ここにも晩年のキュービックが少数配置されたのである。洛西営業所に似ている。
当然、新鮮であり違和感もあり人気も出た。充当確率が高いのは81系統が筆頭で、13系統にもよく入っていた。逆に20系統などに入るとレアになる。

その81系統にも伏見港公園で折り返すパターンや当時は少数の竹田駅東口を経由するタイプもあった。

 ↑↓伏見港81に入った6106号。横大路で最後まで残ったキュービックであり、アイドリングストップの低公害車の水色のマークが入る。


伏見線の早期廃止の原因のひとつになったのが竹田街道の変則軌道であった。片側2車線の広い道だが軌道が片寄って敷設されていたため混乱したという。
棒鼻以南は一転して一通の狭い道に上下が分かれる。
市電の専用軌道を道路にした箇所もあって、民家と道路に段差があったり境界標があったりもする。
川を渡る部分は市電に合わせて勾配が緩和されたりしていた。

 ↑中書島付近を北上する6106の竹田駅東口に立ち寄る特81系統。

市電の終点だった中書島。
市電は京阪中書島駅の玄関横付けだった。以前は中型の市バスと京阪バスがその部分まで乗り入れターンテーブルがあったが、現在は廃止されている。
市電の廃線跡はバスファンにとっても注目スポットでもあったのである。