人生の終盤期を輝かせる最高のデイサービスの選び方。

デイサービスコンシェルジュの藤塚鉄平です。


大阪は昼から雨が降ってきました。

デイサービスだと送迎の時に困るんですよね。

濡れるのもあるのですが、

足元が滑りやすくなるのが一番困ります。


で、雨で思い出したことがあります。




利用者様が車に乗りこむ際

雨が降っていれば傘をさして差し上げます。


あるとき、職員が利用者様に傘をさして上げているのはいいのですが、

その職員はずぶぬれだったんです。


僕はその職員に

「自分も濡れないようにしてくださいね。」


と声をかけました。

すると、その職員は満面の笑みで


「利用者さんが濡れなければ、僕は大丈夫です」


と答えるんです。


善意です。自己犠牲をしてまで相手のことを考えるなんて

なんて素晴らしい人なんだ…。


と、思えるのはボランティアの人までです。


ボランティアの人がしてたのなら、


「あなたはなんて素晴らしい人なんだ」


と、思っていたかもしれません。



ただ今回は職員の話です。

プロの話です。



僕はその職員にこう伝えました。


「あなたはだれかにずぶ濡れになりながら

傘をさしてもらったらどう思いますか?」


その職員ははっと気づいて、自分も濡れない工夫を始めました。



そうです。

僕なら相手に申し訳ないくて仕方ないです。

気を使います。



シンクロナイズドスイミングのように、

足元では激しく、泥臭く動きながらも

表面はきれいに…とまでは言いませんが

相手に気を使わせない程度には、

表に出さないようにしないといけません。


プロであるのなら、自己満足で終わらずに相手の

気持ちに寄り添えるようになりましょう。


そんなお話です。