後妻討☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

鍋島直茂の正室・彦鶴姫。

最初の夫と死別し、実家に戻っていたところを、
直茂に見初められて結婚したことはご存知の通りだが、

直茂も初婚ではなく、慶円という前妻がいた。
 

西高木城主・高木肥前守胤秀の息女だったが、胤秀が大友義鎮についたため、
やむなく離縁したのである。

そして直茂の後妻となった彦鶴さん。

前妻慶円による「後妻討」を受けることになった。
 

ところが彦鶴さん、『宣戦布告文書』を受けても迎撃態勢を取らず、
慶円の軍勢を、穏やかな態度で迎え、茶菓子などで丁寧にもてなした。
接待された慶円らは毒気を抜かれたのか乱闘にはならず、

戦闘は回避されたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 佐賀の国母様、石井彦鶴

 

 

 

ごきげんよう!