その晩年☆ | げむおた街道をゆく

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信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。


才蔵は常々、愛宕権現を信仰し、

「オレは権現の縁日に死ぬ。」

と言っていたが、実際に縁日の日に甲冑をまとい、床机に腰掛けて死んだ。

 

遺言により、広島の矢賀という所の坂道の脇へ、

「尾州羽栗郡可児才蔵吉長」

とだけ刻んだ石塔を立てて葬られた。

心ある武士が、この矢賀を通る時は、馬を下りて才蔵の墓の前で手を合わせた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ おれは権現・異聞、可児才蔵

 

 

 

ごきげんよう!