才蔵は常々、愛宕権現を信仰し、
「オレは権現の縁日に死ぬ。」
と言っていたが、実際に縁日の日に甲冑をまとい、床机に腰掛けて死んだ。
遺言により、広島の矢賀という所の坂道の脇へ、
「尾州羽栗郡可児才蔵吉長」
とだけ刻んだ石塔を立てて葬られた。
心ある武士が、この矢賀を通る時は、馬を下りて才蔵の墓の前で手を合わせた。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
こちらもよろしく
ごきげんよう!
才蔵は常々、愛宕権現を信仰し、
「オレは権現の縁日に死ぬ。」
と言っていたが、実際に縁日の日に甲冑をまとい、床机に腰掛けて死んだ。
遺言により、広島の矢賀という所の坂道の脇へ、
「尾州羽栗郡可児才蔵吉長」
とだけ刻んだ石塔を立てて葬られた。
心ある武士が、この矢賀を通る時は、馬を下りて才蔵の墓の前で手を合わせた。
『戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。
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