この栗が、欲しいか☆ | げむおた街道をゆく

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ある日、池田恒興は、囲炉裏で栗を焼いて食べていた。

 

この時、側には十歳ほどの輝政がいた。
 

恒興は輝政を試してみようとして、

「この栗が欲しいか。」

と尋ねると、輝政は、

「欲しいです。」

と言った。

そこで恒興は火箸で火の中にある焼栗を取り出して、そのまま差し出した。

輝政は栗を手に受けて押し戴き、何気ない様子で食べた。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

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→ 雄々しく逞しく、池田輝政

 

 

 

ごきげんよう!