夜討ちを、仕掛けましょう☆ | げむおた街道をゆく

げむおた街道をゆく

信長の野望、司馬遼太郎、大河ドラマが大好きです。なんちゃってガンダムヲタでもあります。どうぞよろしく。

 

上月の役の時、織田信長は自ら出陣しようとして、

手始めに子の信忠らを派兵し、羽柴秀吉を助けようとした。

この時、吉川元長は、父の元春に、
「信長自身が出馬すれば、数も多く統率のとれた軍隊を相手にしなければなりません。
いま羽柴秀吉や荒木村重らは、功を争って協調できていないと聞いています。
幸い、雨が降り月も暗い。ここは夜討ちを仕掛けましょう。」

と言った。
 

元春も、

「お前の言う通りだ。」

と同意し、小早川隆景と相談した。

ところが隆景は、

「そのような危うき戦は大事の前の小事である。」

と反対した。
 

元長はそれでも食い下がったが、やはり隆景は耳を貸さないので、

悔しさに歯をくいしばりながらも、とうとう諦めたという。

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 父同様に武勇に優れる、吉川元長

 

 

 

ごきげんよう!