食が、進まないのか☆ | げむおた街道をゆく

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大坂夏の陣の5月ごろから、食が細くなった重成。
「落城近しの風聞に接し、食が進まないのか?」

の問いに、こう答えた。
 

「昔、後三年の役のおり、末割四郎という者がいた。
この者は臆病もので、朝の食事も喉に通らないほどだったが、
敵陣で首を切られた時、切り口より食い物が出てきて恥を晒したそうな。
俺も首を取られるだろうが、

骸の臓物を見苦しくないようにしたいから謹んでいるのだ。」

 

 

 

戦国ちょっといい話・悪い話まとめ』 より。 

 

 

 

こちらもよろしく

→ 八尾・若江の戦い、木村重成

 

 

 

ごきげんよう!